長岡市 蓮潟の家 耐力壁検査

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↓3日間で耐力壁ができる。

火曜日に上棟した蓮潟の家の耐力壁検査に昨日伺った。基礎とこの耐力壁検査は工事監理の要となる検査。家の耐震性が確定する重要なチェック・・・

全般的には大きな問題はなく、釘のめり込みと縁端距離に問題があったので修正を行ってもらった。ちなみに筋かいによる耐力壁は完璧だった。やっぱり材料さえ気をつければ筋かいの安定性はよい。

聞くと真壁で耐力壁の施工を行うから生じやすい手違いだとのことで、施工店が通常行っている大壁で耐力壁をつくる工法だと、柱という大きな下地材が来るので釘は躊躇なく縁から離れた場所に打ち込めるとのこと。しかも柱と梁は同材樹種が多く釘のめり込みもこれほど注意することもないとのこと。特にダイライトやモイスなどの建材合板の場合は、縁端縁端距離に線が印刷されているので手違いが少なくなるとのこと。確かにそのとおり。

「緑の家」が大壁耐力壁ではなく真壁耐力壁を選んでいる理由はこちらで申し上げたとおりだが、現場の作業性もコストに影響するので重要。2年前北園町の家で大壁耐力壁を設計したが、デメリットが大きいと感じそれ以来行っていなかった大壁耐力壁だがもう一度次設計建物から大壁で耐力壁を作る計画を行う予定。

何度も紹介して恐縮だが蓮潟の家の新コーナーサッシも大きい・・・。ピンク色、ここが全て窓となる。

これから使う下地材をテント下に保管しているところが、建設会社の施工に対する考え方を表している。

建物正面からからみると、耐力壁と窓の位置が上下きちっと揃っており、耐雪2.5mで耐震等級3を認定取得・・・いかにも無難な「緑の家」らしい。

ところで・・・この検査後、とれた歯のかぶせものを直してもらうために歯医者さんに行った。大変久し振りに歯ぐきに麻酔を打ち、この麻酔が効いたのか事務所に戻ってからも眠くて仕事にならなかったので20時30分というまだ宵の口で就寝。朝4時30分におきてこれを書いている。しかもあれほど先生に「麻酔が切れてから食事しないと口の中を噛むので注意してください」と言われたのに、麻酔がまだ残っている時に夕食をとったので思いっきり唇を噛んだが、何も感じない。というより唇がこんなに柔らかい「お肉」だったことを認識。麻酔のせいでの脳の混乱か、「羊たちの沈黙」主演のレクター博士の気持ちがわかる(怖)。このかみ応えがどの肉よりなんか良い感じなのだ(笑)。痛みがなくなると言うことは大変恐ろしいことである。

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