「interrupt normal startup press enter」
がBIOS画面で表示され何をやっても起動しない。仕方なくPCから外して他のPCで読み込もうとすると「SSDを認識」さえしない。つまり完全にお釈迦様になった。
パソコン歴約25年で今まで数十回と自身でHDDやSSDを換装し使ってきているが、HDDの記憶装置が完全に逝ったことはない。おかしいなという兆候がでた時点で全て換装しているので、データが消える事は滅多にない。SSDは昨年やはり一台壊れておりその時はデータの取り込みが可能であったが、今回は全くサルベージできなかった・・・。泣
これはノート用のSSDであり、どうも熱でおかしくなった感じである。SSDは物によっては耐久性がないと言われるだけあって、今回はそれを引いたらしい(そう、そもそもスマホは全てSSD系なので故障したって聞いたことがないくらい安定しているからやはり品質に問題のある物だったってこと)。
ただ全く同じノートを3台持っているので、バックアップはこの3台のノートに限って行ったことがなく、この3台の内この一台のみWin7のOSを残していたのに・・・これで常用するWin7のPCは無くなった。Win7でしか起動しないアプリケーションソフトがあるので残念である。
これに懲りてSSDはHDDより頻繁にバックアップ(クーロン)化が必要であることがわかった。
ところで先週の土曜日は暖かかった。新潟県三条市でも16度と4月の陽気になった。超低断熱の事務所でも午前中は沢山陽がはいるので28度まで室温は上昇し、汗ばんで仕事をしていた。昨年末から1月の半ばまで私事で業務が滞っていたのでこのところは休日なしで業務を行っている。
そんな中、字面がSSDと似ているので?思い出したが、SDGsがここ最近の企業トレンドで建築業界にもCASBEEに取り入れられるとのこと。
どうもこのSDGsを私は毛嫌いしている。17の目標達成とあるが、このような崇高な17の理念は宗教であるべきだと感じ、これだったら仏教で浄土真宗の教えの方が私にはしっくりくる。私はこのブログでも申しているとおり、超高断熱化している「緑の家」の理由は、気候変動の防止や環境の貢献とは考えていない。ただ単に快適な家の維持管理を安価にしたい(低ランニングコスト)・・・だけ。電気代をほぼ気にしない状態で快適さを維持できる方法が超高断熱以外にあるなら、エネルギー効率が悪くてもそれを選ぶ。そもそもエネルギー効率だって人が決めた価値観。私は気候変動防止や環境という美辞麗句で設計を行うつもりはない。このように申し上げると、「志が低い」「意識が低い」と言われるが、「意識が高い」と言われている人のほとんどが、明日食べるものに苦労する事はない・・・というより既に生活に余裕のある環境に身を置いているまでは良いが、他の人にそれが「正しい事」として「経済活動と一緒に」押しつける事が私の考えとは違う。