地鎮祭とコンクリートの塀

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先週末に新潟市の月見町で地鎮祭に出席したが、あまりにも急に暑くなったので、写真を撮り忘れてしまった・・・。

月見町の家はUa値0.21w/m2k、耐震等級3で長期優良住宅を取得※している超高性能の家である。しかも太陽光発電も設置され完成が楽しみである。これで当事務所が現在抱える着手中の現場は5件となり、着工待ちが2件、実施設計中2件、基本設計中2件、未着手2件+αと、小規模の設計事務所ではとんでもない件数となっている。
※新潟市の認定はこれからであるが、技術的審査は終了。

次に・・・

2024年元日に起こった地震で大きな被害がでた新潟市新通り地区にある竣工してから19年経た「緑の家」。そこにはh=2000を超えるPC製の塀がある。この塀が最も心配であったが、無被害でホットしている。

偏心ベースのため液状化等で地耐力が低くなったときに大きなモーメントがかかりやすい。根入れや抑えのコンクリートが功をそうしたようで無被害ですんだ。一方排水管のうちバルコニー排水にずれが生じたかもしれないが、バルコニーからの水漏れがあり先日伺ってきた。この件はまだ後日お伝えしたい。

19年経たウッド床(アイアンウッド)のバルコニー。19年経てもアイアンウッドであるデッキ自体はまだ全く朽ちていない。これをまず取り去る。
ウッド床を取り去るとFRP防水層が露出。目視ではヒビ、膨れ、はがれは一切ないから原因特定は厄介になりそうだ

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