今日は午後から伊丹経由熊本に行き、防水チェックを行うために移動。チェックは19日明朝おこなうので18日夜に熊本に入る予定だったが・・・。
最近天気予報をよく見ている。お盆中も熊本や大阪、名古屋は軒並み38度とかの猛暑であるが、新潟はせいぜい34度どまり。しかし外気露点が新潟も熊本も同じ24度。時折名古屋辺りの露点が22度にまで下がるので、新潟の空気は湿度が高いのでやはり蒸し暑い。
夏の雲は面白く窓先に視線は向かう。何度乗っても雲の形は不思議である。しかも今回は客席上から氷が降ってきた。
まあ家庭用エアコンでも氷が降り注ぐことがあるのでそう驚くことはないと思うが、よく見ると空調ダクトの隙間には、水がしたたり落ちた跡が残っている。
それよりも・・・
変な時には重なるもので、熊本空港に雷雲がとどまり長崎沖有明海で空中待機を30分、結局雷雲が解消されることがないため、伊丹空港へ引き返すことが決まった。遅れるのは何度か経験しているが、引き返すのは初めてで少し戸惑った。また引き返すのは行く時より15分ほど早い感じがする。19時25分にエンジン音が急に大きくなり旋回をやめ上昇を始めたことがわかったので、これは最寄りの空港かなとおもったが、伊丹に戻る選択だったのである。
しかしものは考えようで安全に明日の朝までに現場に到着できればそれは幸運だろう。落雷で全電気系統消失はフィクションだけとしたい。まぁホテルには明日朝までにつけば早朝検査は間に合うはず・・・。 結局次のフライトはなく明朝の便で熊本に向かう。天候不順の時はホテルなどは自費で予約するそうで、すぐにホテルをとって早朝に熊本に何としても行く。
ところで最近の新車にはアイドリングストップがなくなってきているとのこと。アイドリングストップは燃費改善のために15年ほど前から一般車でも多数導入された技術だが、やはり燃費改善効果よりバッテリー劣化とモーターへの負荷が大きく、メンテナンス費用がかかりすぎるようである。費用がかかるということは一般的にはエネルギーを多く使うということに他ならない。このような無駄な装備は本来なら技術者さんはわかっていたのだが、燃費至上命令という経営判断できまり、結局ババを引いたのはメンテナンス費用を多く払うエンドユーザーである。
実は同じようなことが住宅にもあるかもしれない。あまりにも電気代ばかり気にしすぎることで、快適性やメンテナンス性を犠牲にしてはいないか・・・。先日ブログで取り上げたダイキンさんのエアコンの件でも、昨年に国は28度という推奨室温をやめているらしいが、ではなぜ推奨冷房室温28度などとあの頃発表したのか。今となっては28度という明確な根拠がないらしい。湿度も制御できない室内で28度は過酷な室内温度といえるだろう。
さて最近は一般ユーザーや専門家でも住宅の情報取得場所が沢山ありすぎて、情報難民となっている人も多いと聞く。なぜか住宅の情報は国の指針やマニュアルより自社の理屈が良いとのことが多すぎる。確かに国のマニュアルなどは最低基準である建築基準法より若干良い仕様となっている。それより明らかに上の性能を目指すこと自体なにも悪くないが、そのマニュアルを否定して独自見解で仕様を進めるときには、「国のマニュアルにはこのようになっているが、私は独自のやり方である」と必ず付け加える必要がある。医師と同じように免許が必要な独占業務の場合、それはとても大事である。例えば医師が盲腸の患者に、一般対処法と違う治療するときには、その旨を伝える必要があるのと同じことである・・・とまだ伊丹空港発伊丹空港着へ3時間の飛行となる機内でこれを書いている。
ようやく伊丹?についたようで夜景がきれいだ・・・。すぐに次の便を予約しなければ・・・。