熊本の家 完成前チェック 1

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高騰する板金コスト削減のために軒裏はフレキシブルボードの未塗装。しかしこのセメント感がよいと感じたので、今後も積極的に使いたい。軒裏にある点検口はバルコニーの排水メンテナンス用で、これがあると20~30年後でも無難な外部点検が可能。

春から工事が始まった熊本の家の完成が近づいている。このため完成前のラフチェックを行いに伺った。

長野県上空で富士山が見える。但し飛行高度は低く富士山の見え方からすると5、6000mか?

今回は30日前から予定を組めたので狙って予約した座席では富士山を見ることができた。この季節空気が澄み天候も冬型でなければ遠くまで視界は良好となる。

冒頭でもお伝えしているが、熊本市では板金工事が高かったので途中で仕様変更して外観の3/5をガルバニュームから杉の外壁に変更している。当然確認申請も変更手続きを行っている。

下屋でも軒下の換気は大事にする。こちらは給気口で排気口は外壁側。

最近はこの白い外壁と木の色、そして明るいグレー系のコンクリートの素地色の組み合わせが気に入っている。今回はコストの理由でこの明るいグレー系のフレキシブルボードになったが、木の外壁時にも積極的につかっていきたい(これは新津の美幸町の家からである)。フレキシブルボートはケイカル版とは違い、とても固く水濡れに大変強い。そのためコストもケイカル版の数倍と高価だが、ガルバニュームの値上がりから板金仕上げより安価になるのでよいと思う。

さて熊本の家の中間気密測定であるが、

上のとおりC値0.1㎝2/m2となりこれ以上求める必要のないレベル。C値は0.4以下ならほぼ同じだと私は考えているので特段特別ではないと感じるが、高気密施工なら少ないほうがより良いことも事実なので良い結果に素直に喜ぶ。気密シートで行う本格的な高気密施工と伺っているのに一度でこの数値。流石に施工が丁寧なヤスダホームさんである。

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