名古屋千種の家 完成 1

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敷地を目いっぱいに使用しているので、地べたの造園ができなかったため、外壁や目隠し塀に木を使うことで柔らかく優しい感じを計画。

名古屋千種の家の完成検査がを終え、新幹線内でこのブログを書いている(1月19日)。

名古屋千種の家は近隣商業地域で準防火地域の都市型の緑の家。防火使用のサッシしか使えない中、G3と断熱等級7を満足するUa値0.25W/m2Kの超高断熱と等級3の耐震性を持つ。当然長期優良住宅認定。

塔のような長屋型の敷地に対応したファサード。

玄関ポーチは無垢の木で覆いうことで、造園できない欠点を少し補うデザインとなっている。当然木の防火戸を採用しており、雰囲気はいつもの緑の家である。

正面と後ろのサッシだけは、近隣からの火を影響を受けにくいので、防火シャッターによる開口部仕様となる。このため大きいガラス窓の設置可能となっている。

道路正面の近隣現状で防火が重要とならないところは防火シャッターで防火を確保。

準防火地域であっても無垢の木で覆うその美しい玄関周りはいつもどおり。

玄関はいつもようにの低い位置からはいるため、床下への入り方もダイレクトとなる。当然イエシロアリも生息するこの地域には、シロアリ対策は確実に行う必要があり、昨今最も侵入される確率が高い玄関周りは下のように予防策を行っている。

そしてこの玄関戸をあけると床下へ直接入る戸と地上から1.5m上の一階フロア―に上がる階段が隣合わせにある。

玄関からダイレクトに床下へ入る入り口がある。

近年の状況から、ご要望により玄関のニッチスペースには手洗いが設置されており、その上にはピクチャーレールが設置された高さ3.4mの抜けた空間となる。

小ぶりなかわいい手洗い器が玄関にセットされる。

細長い長屋形式の敷地に建蔽率目いっぱいに建築されており、階段もその敷地形状のまま下から上まで一直線になる。

長細い敷地を表すように一直線上に並ぶ階段。

一階に上がるとすぐダイニングキッチンのスペースにでるが、この限られた敷地ではここが最も明るい空間につながる。

その2に続く

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