「 2024年 」一覧

「緑の家」でみた筋かいとガルバニュームの屋根のこと

長岡市千代町に施工中の「緑の家」で耐力壁検査のため昨日現地に伺った。こちらの「緑の家」は、当然耐雪住宅であり設計積雪量は2.5mで耐震等級は最高の3で長期優良住宅を取得している。しかしただの等級3ではなく昨今の新潟県の地震発生の多さを考慮してさらに耐震性をアップさせるため地域地震係数をあえて法令の0.9から1に10%アップさせて取得している。この辺りは設計者の配慮となる。

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基礎のフラットメンテナンス口

先月の28日に届いた書類・・・

今日4月1日から工事が開始される建物は、新しい法律のもとで確認申請が行われる。そのため先月の27日に確認申請済証が来た「広島南区の家」はその次の日に工事に着手したので、面倒な追加手続きをすることなく安堵している。

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新潟市66番の家

このスタディー模型では周囲の家を省略しているが、3方を隣家に取り囲まれた住宅密集地となるので、光庭をもうけるご要望で計画。

新潟駅近くに計画中のスタディー模型※が完成した。
※簡易模型であり完成形の模型ではなく計画を確認するための模型。この模型を見ながら変更する箇所や内容を把握する。

今回の全景はまず上空からみたアングルが計画趣旨を理解しやすい。

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長岡千代栄町の家 スタディー模型完成

仕上がりと屋根の大きさを見るために3つ屋根をつくることになった。また屋根上ソーラーパネルに縁がない豪雪地ではいまだに寄棟が無難な屋根形状ともいえる。

長岡市に計画中の長岡千代栄町の家の模型ができた。市街化調整区域になっている土地なのでこれから各申請を行う必要があるが完成形がみえ目標も定まる。性能は旧長岡市内であるためいつもように耐雪2.5mで耐震等級3を計画している。地震地域係数も0.9ではなく1.0として余裕を持たせている。豪雪地では超高断熱性能の充実よりも耐雪性能のほうが重要となることが多い。それでもUa値は0.26w/m2kを目標としたいが、サッシの性能いかんだろう。

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