「 2010年05月05日 」一覧

穏やかな連休と・・・。

2010.05.07写真差し替え すみません。サーバーの制限でリサイズになってました。ここにリサイズ無しの画像を置いときます。度々すみませんでした。

新潟県の5月は本当に気持ちよい。風は穏やかに肌をくすぐり、日差しも決して激しくない。耳を澄ませば、鳥のさえずりと小波の音。
平和を感じるありがたい時。我々は過去の人の上に成り立っているといつも感じている。もし一時でも幸せと感じることが出来たなら、それはご先祖様が間違いのない道を歩んでそして引き継がれたのだと感じ感謝以外の言葉が見当たらない。   この写真は光量豊富が得意のシグマSD14によるバルコニーからの手持ち撮影。こちらのリンクはリサイズはしていないのでクリックして船付近の浮かぶ旗を等倍で見て頂いてほしい。ローパスフィルターで焦点ををわざとぼかさない(波がぼやけない)データの自然の画像の良さ。

昨日の報道で米国の核保有数が5000個を超えていると知った。ロシアも同数は保有しているだろう。どうしてこんな数の兵器がこんな小さな惑星に必要なのだろうと思うし、今まで日本以外に使われることがなかった奇跡を改めてありがたいと思う。

しかし、これからはたった一つのボタンで地球上の生物を数百回も死滅させる事が出来るような物質が、人の手によって管理されている事をやめなければならいないと思う。「日本は核を保有していないから自分には関係ないよ」との意見が多勢をしめる風潮と決別し、想う意見ははっきりと発信しなければならないだろう。

マザーテレサは「愛」の反対が「憎しみ」ではなく「無関心」と言った。このことは今の我々にとっても突き刺さる言葉である。最近は今の自分に直接関係しなければ関心が薄い傾向がある。本当にそれが良いのだろうか?

普通家を建てるに当たって30年後を考えるのがせいぜいだろう。これからの家は壊すことなく30年後も引き継がれなければいずれ枯渇する資源(=取り合いになる資源)環境において、正しい判断を下しているとはいえないと感じる。
だからこそ今強く発信する。

クローズされた工法による家造り(大手ハウスメーカーや一部フランチャイズの工法)は、今はどんなにすばらしくても容易に子孫に引き継げない。つまり資源として日本の家にはならない。なぜならクローズされた工法では改築も増築も我々一般の建築士には手出しできないからである。構造がクローズされているので理解が出来ないから壊すしかない。リフォームはできないのである。救いはクローズされた工法の占めるシェアーがまだ35%しかないことである。是非政策としてオープンマニュアル化してほしい。そうでなければクローズの家をこれ以上増やすことは資源の無駄使いになるとおもう。