いまPCに向かってメイルのチェックをしていたら、
「野良猫餌付け 将棋の加藤九段に中止などを命じる判決」というニュースが目にとまりました。加藤9段といえば、我々の世代ではプロ将棋の王者でした。加藤9段の居飛車と故大山永世名人の中飛車は有名だったと記憶しております。
その頂点を極めた加藤9段が野良猫に餌付けしてご近所にご迷惑をおかけしている話は、大変ショックです。
犯人(猫)見つけた!拙宅の庭のプランターの中で用を足す放し飼い猫。強烈な臭いと掘り返された野菜苗が後に残る。
実は拙宅でも猫達(4匹)が出没して庭の花や菜園を荒らしていきます。そして車庫の中で臭い付けをしたり、糞をしたりします。この強烈な臭いにはとても困っています。
狸やハクビシンなどの野生動物なら一度脅かせばなかなかこなくなるのですが、この猫は餌付けされているか飼い猫なので、頭が良いですね。人に慣れてます。人の気配がなくなると来ます。鈴を付けている猫もいます。
そうならば回覧板で注意喚起しようとご近所と相談したら、なんと町内が違う所で回覧板がいかないところの猫のようでした。さらに、住民登録をしていないような別荘扱いの住まい方をしているようです。今は車庫に扉を付けたり、屋上菜園に柵を設け、できる限りの自己防衛をしてますが、車被害や受忍限度を超えれば一度ご相談してみようと思ってます。
その時この加藤9段のように、「飼ってはいない。時々餌をやるだけだ」と言われたら、何ともしょうがありません。ただそのせいで猫が集まり、大切に育てた花壇や愛車に傷がつき困っている人がいるのに、「関係ない」との言い方をされるとつらいですね。この近隣さんの気持ちはよくわかります。
妻はある人の助言で猫との会話でなんとかこの猫たちにわかってもらうように、事あるごとに猫に近づき話しかけてますが、今のところ理解して頂けないようです・・・。翻訳こんにゃくがあれば・・・。
2010.-5.14加筆
今朝のニュースで結構大きく取り上げられていたのでびっくりしました。最近は地域猫というカテゴリーがあり環境省もそのガイドラインを作っているようです。
野良猫の捕殺で相当数が人の手で殺されている事もかなしい事実です。殺す側の人(行政)だって好きで殺しているはずはありません。さて、どうしたら共存できるのか?それはお互いのテリトリーに入らない事ではないでしょうか?そして人のテリトリー内の時は、他の動物と同じように「人が飼う」しかないと思います。勿論責任を持って・・・。