久しぶりに日経ホームビルダーから・・・
記事の中程に住宅用防火サッシが全大手メーカーで終了となりました。
これは去年から樹脂とアルミの断熱型サッシの中の防火サッシが、所定の防火基準を満たしていないとのことで、販売中止となったばかりでなく、その取り替え等が求められた事件がありました。
実はこの防火サッシは一個一個防火試験をしたものでなく、(カ)防協という天下り団体の通則認定品でしたが、この認定に合致していたのが実験をすると法律で定められた所定の性能を満たしたいないことがわかり業界では大騒ぎになったのです。
そして今度は樹脂とアルミの断熱型だけでなくアルミの防火サッシも販売を止めるという記事です。
これには憶測が流れています。つまりアルミの防火サッシも個別検査すると、法を満たさないのではないか?だから販売中止にしたのではないか・・・と。
では今市場に出ている防火のアルミサッシを検査するかというと、国交省は
「既に販売中止になったサッシは検査しない。理由は ○×△×・・・」
だそうです(とても国民側に立った理由ではありませんね。詳しくはこの本をお買い求めください。・・・何かありますね、これは)。
ずいぶん前からアルミの防火サッシを個別テストすると法の定める基準にはまず届かないと囁かれておりました。だから万一検査した場合、過去に遡って相当大きなリコールが予想されます。だからそれが発覚する前に販売中止にしたとの噂が聞こえます。
結局損をするのは国民で得をしたのは天下り団体の(カ)防協でしたね。これも原発事故と根っこが同じ気がします。
今日は雨でしたが、明日コンクリートが打ち込まれるとのことで、配筋検査2回目に行ってきました。オーブルデザインの単純化された基礎がよく分ります。ですがこの美善の家の上構造はとても複雑です。
こちらは普段は高価すぎて飲めない建て主さんに頂いた「緑川」の大吟醸です。
とても上品で、しかも味がしっかりのっていました。さすがです。
感謝!