昨日(10月12日深夜)文部科学省が「こそっ」と新潟県の汚染状況をHP上で発表しました。
10月14日追記 新潟日報も図無しで「こそっ」と小さく載せました。世界最大の原発を抱える県の新聞なのにこの記事は何となくおかしい??
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/28069.html
上がその図でわかりやすいように色を少し変えました。薄いオレンジ色が1万~3万ベクレル/m2です。濃いオレンジが3万から6万ベクレル/m2で、チェルノブイリの汚染地域として認定された量が3.7万ベクレル/m2なので、濃いオレンジは所謂汚染地域となります。
平野部は汚染が広がっていませんが、問題は山間部は新潟県の水どころということです。つまり作物全てに影響がでます。新潟県もこれから(今の放射能が1/4になる60年くらいか?)放射能とつきあって行かなければなりませんね。
勘ぐりたくありませんがコメが全て落ち着いてからの発表・・・に感じます。
多分測定したのが夏頃でしょうから、春の頃はまだヨウ素があったので(ヨウ素の半減期はは8日なので36日も経てば6%くらいです)この倍の空間線量があり、新潟県内でも上の図のこのオレンジの地域の人は、被曝(内部被曝)をされていたと思います。騒ぎすぎではなく現実の事です。
さて現在発表されているデータを総合すると上の図になります。但し海洋の方は私が着色しました。3月の頃の東日本では「西風」がその多くを占めます。福島原発からでた放射性汚染物質はその殆どが太平洋に散らばりました。しかし少しだけ東風があったときに日本の国土が汚染されたのです。
想像してください。もし柏崎原発が事故を起こしたら、間違いなく日本は終わります。それは新潟県は一年中ほぼ西風が吹いておりますから、汚染物質は全て地上に落ちます・・・。赤いところが全て本土に来ます(新潟、群馬、埼玉、東京、長野、山梨、福島、栃木茨城・・・等)。
原発は事故が起こってからでは人には為す術がありません。
ここに低線量の被曝の問題があります。
http://www.ustream.tv/recorded/17822655