PS 未来は・・・言ってはいけない表現か?「日本は人が多すぎる」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2011.11.08 赤字で悩んでおりましたが追加です。日本はもう建前はやめる時期。

以前、建築士として未来につなぐものはここに書きました。

今回はもう少し広く、そして具体的な事です。

私は今の少子化は日本人が無意識に選んだバランス感覚のよい選択だと思います。

ですので、少子化対策は愚策で、少子化が進んだ時の対策が必要なのです。

それは禁句で経済を知らない人の言うことだよ。と言われるでしょう。でも私は全ての問題はそこにあるような気がします。

野生動物も同じですね。土地に対して数が多すぎれば喧嘩(戦争)が始まり淘汰されるまで本当の解決はありません。

人口密度が5位以内に入る国、日本。

驚く無かれその中で、島国は日本だけです。トップ10を見ても3国あるだけ。

スリランカとフィリピンと日本です。

でも待ってください。スリランカとフィリピンは完全に熱帯地方で、冬なんかありません。いつも夏で、外で寝ていても死なないから人口が増えてもわかる気がします。でも日本は島国、冬は寒い、と人口密度が高くなる条件から外れています。なのになぜこんなに急激に人口を増やしたのか・・・。それは国力アップを急いだ為でしょう。

日本の人口急激な増加はやはり戦後です。確かに江戸時代でも当時の江戸は世界的に人口密度が高いと言われてますが、国全体では今の1/4ほどです。戦後の急激な復興には人口増加が一番の有効策で、それを実施したのです。

なぜ禁断の人口の事に触れたかというと・・・

日本の島という大きさから考えて人口がとても多すぎるのです。仮に「饑饉」があったとき、陸続きの国では国境という線はあっても物理的にはつながっており、物資の行き来がとざされる事は通常ありませんし、万一の時は自分の足で国を出て行けば良いとの気持ちがあり、気持ちにゆとりがあります。ゆとりがない島国だったので、戦争に突き進んだあの時期には石油がないと生きてゆけない思ったのでしょう。

島国では陸続きと違い明らかに隔壁を感じます。今回の原発での問題で脱原発したドイツやイタリア、スイスと明らかに違う物理的な国土です。

そう考えると全ての問題はこの人口密度にあります。人口密度が増えればあらゆる所に歪みが生じます。その歪みを解消できることは唯一・・・人口削減です。人口が増える事を喜び、その問題点に目をつぶってきた歪みが今来ているだと感じます。

さて、今後島国「日本」の未来は

1 米国の49番目の州として(と同じ扱いの国として)進むか?

2 米国と縁を切り比較的鎖国に近い状態で独立自尊をすすめるか?

3 1と2の中間

の3つではないかと思います。

私は2の未来を目指しこれから取り組む必要があると思います。

独立自尊とは・・・人に頼らずに自分の力(自国)だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つことで「自尊」とは自身の品格を保つこととされております。

明治維新以前の日本の歴史では、ほぼこのような状態でした。確かに使うエネルギー量が全く違いますが、逆に今は科学が人類史なのかで一番進んでいるので、近い将来自国の消費エネルギーくらい何とかできるでしょう。いま日本が消費しているエネルギーの半分は輸出入の製品を作る為に必要なものですから、人口が減り輸出入しなくても国が成り立つなら必要とされるエネルギーは減ります。

さて、米国の保護を離れてどうやって自国(独立自尊)を守るか?ここが一番の問題です。核とは別離して他国の脅威からどうやって自国を維持するのか・・・。

この点で良い方法が浮かびません。Orz  できることはやはり「下手 お友達?」作戦でしょうか? いいえ やはり自国を守る力(軍)は必要です。もしそうでなければ1の未来でいいでしょう(他国の軍か自国の軍かの違いで結局「軍」です)。

PS未来はの結論・・・2を達成するために
批判は覚悟で申し上げます。まずは国土にふさわしい適正な人口に!ではないかと思います。それを実現しつつ今の快適さを維持する事を全力で考え実行!につきると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. poruko より:

      こんばんは、新潟県のホームページの
    報道発表資料に関する新着情報一覧
    の 2011年11月02日によると
    以下引用
    「現在、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された大量の放射性物質が広範囲に拡散し、生活圏の汚染や農林水産物の汚染によって、多くの国民が不安にさらされています。
     一方、食品等に定められている現在の暫定規制値は、事故直後の緊急事態など、生きるためにやむを得ず摂取するような際の基準です。
     新潟県は国に対し、国民の健康と安全、そして日本の信用を守っていくために、国際的にも信頼される基準に戻すよう要望してきたところです。
     このような中、10月28日、厚生労働大臣は「新たな規制値設定のための基本的な考え方」を示し、食品から許容できる線量を年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本に検討することとしました。
     しかしながら、従来、原子炉等規制法などでは、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に基づき、外部被ばくと内部被ばく線量を合わせた一般公衆の被ばく限度を年間1ミリシーベルトとしており、従来の規制値と整合性をもった、内部被ばくと外部被ばくの合計を踏まえた規制値とすべきと考えます。
     また、乳幼児からおとなまで一律の基準とすることなく、特に子どもへの影響について十分に考慮したうえで、子どもについては別基準を設定すべきと考えます。
     今後、厚生労働省で新たな規制値の設定について議論していくにあたっては、これらのことに十分配慮し、より安全サイドにたった議論を行うよう要請します。 」
     と、国に対して要請していました。
    泉田知事がんばれ!

  2. オーブル浅間です。 より:

    poruk様
    こんにちは。
    すみません。今回のような少し家と違う私の戯言にお付き合い頂いて、その上コメントまで・・・感謝しております。
    やはり自衛は必要だと私も考えます。そのため憲法改正!と発信すると平和主義者ではないのか?と言われますが、ここはきちっと古き良き日本を取り入れるべく、いい加減「建前」を止めないと、今度の原発事故と同じような事になりそうです。
    新潟県の知事が何か提言をしたようですが、それは最近の事でしょうか?今回の北海道東北地方知事会議でしょうか?
    調べましたがわかりませんでした。残念。 今回の一連の対応では泉田さんを支持しております。

  3. poruko より:

     おひさしぶりです。今回の原発事故では、大きな組織にいろいろ怒り心頭することが多い中、新潟県の国に対する提言は、県民とし拍手を送りたいです。 
     私も独立した国家には国を守る力は必要かと思いますが、核武装はなんとしてでも避けなければいけません。
    (攻撃されたら地球を一周して、攻撃国にも少なからず被曝させることができる高性能な原子力関連施設はかなり前から日本の海岸にたくさんありますが。)
    ではどうやって国を守るのか。
     核兵器ではない「抜かずの剣」が必要かと思います。 他国製の戦闘機を買うのではなく、純国産の技術で開発し製造した戦闘機や攻撃ヘリこそ「抜かずの剣」として機能できるはずです。他国から買った兵器では、侵略をたくらむ国からは、なめられてしまいます。
     さらにその技術開発が国内産業の活性化につながると思います。まさに工業の地産地消といえましょう。(地産他消だとこの場合はどこかの大国のような死の商人になってしまいます)
     そして「抜かずの剣」として作られた戦闘機は、一度も人を殺したことのない戦闘機としてその役割を幸せに務め上げさせることがなによりも大切です。抜かない剣を帯刀しての剣を抜かない外交努力、ここが一番肝心です。抜いたら日本は同じあやまちを繰り返すことになってしまいます。