金銀が振られた地味なふすま紙と取っ手が良く見合う。
こちらは東桂苑の2階客寝室の彫金による襖の取っ手です。
日本建築の遊びどころは、戸とその周辺デザインです。
桐の唐紙と似合う豪華な取っ手
こちらは鍛金と彫金による取っ手です。一番上の鍛金が殆ど無いものに比べ繊細な柄が刻み込まれた美しい取っ手です。私自身はほぼ彫金だけの一番上のデザインが一番好きです。
中央の鍛金が繊細で美しい
こちらは寝室の取っ手です。
この客間寝室の小判型取っ手は、この部屋の窓手すりとお揃いデザイン・・・だと感じたがただの偶然か?
こちらは品の良い取っ手だと思いました。
このように取っ手のデザインは繊細でそのデザインは美術品のようでもあります。
皆様も古民家やお屋敷に行ったら取っ手に注目してください。職人の仕事が感じられ楽しいですよ。