日本料理店はパッシブからアクティブに

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 午前5時過ぎの東の空

2日前の敬老の日、記録的に気温が上がった県央(三条、加茂市)で法要がありました。その日は台風のフェーン現象がある事が予想されていた日で、朝もこのような朝焼けが見られました。

 ピンぼけぶれ写真ですみません。それと塩ビ排水管が邪魔、少し残念

加茂市にある某有名和食料理店でお齋(おとき)が振る舞われました。

気温はゆうに35度を超え、黒い服には辛い日差し・・・

しかしそれを忘れさせるような雰囲気のある階段を上ると・・・

 玄関から直ぐ見えるお膳が並んだ部屋・・・ああ・・・食べたい。

玄関では拘った設えで何とも良い雰囲気が伝わります。
なぜなら、故意に戸を開け放して食事する場所を見せており、
この辺りは流石です。これからの食事のわくわく感を更にかき立てられます。
しかし気温35度・・・戸が開けてある方が暑いはずですが・・・

席に着いた途端、戸は閉められエアコン全開・・・戸が開いていてもエアコンで冷房してあったので直ぐに適温に。なるほど・・・更に、

 ガラス越しの撮影で光ってわかりにくいが、上方に雨線がわかる。

3方が庭のこの部屋の2方向では、屋根からシャワー状態で水を降らし、雨を演出。これには驚きました。相当な雨量の雰囲気です(乾杯後はもう降っておりませんでした)。

昔はこのような力技は「結婚式場」の得意分野で、日本料理の老舗はどちらかと言えば、パッシブ的な涼の演出(風鈴、水音など)でしたが、ここまでやるのですね。最初は凄いと思いつつ、何ともいえない不思議な感覚に変わりました。日本の繊細さは何処へ・・・かな。

料理・・・おいしかったです。

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