家族の間の窓が黄金色の光る・・・
14日(日)の耐久8時間打ち合わせが少し早く終わったので18時には寺泊に帰る事ができました。すると今日のご褒美のような光が射しているので、窓外をみると・・・
バルコニーの外に干されている果実向こう側に、金色の夕日が煌めいておりました。
この日は穏やかな凪ぎだったようで船吊りもまだ沖で仕掛け中。
ゆったりと時が流れ、自分がその中に溶け込み気化するようなそんな時間です。
そして次の日月曜日は何時もの「て・こあ」で奉仕・・・。
2ヶ月ぶりに炭が入ってご機嫌の囲炉裏
既に囲炉裏に火が入り、湯を沸かしても気持ち良いシーズンになりました。
「て・こあ」自身が古い建物で、ここに招かれてから古い物が新しいもの同様に好きになりました。例えば・・・
耐久打ち合わせ時にはお弁当をとります。その時に運ばれてくる仕出し箱が素敵なのです。これがプラスチックだったら、お弁当の価値が2ランクはダウンします。
この古さが仕出し店の歴史そのもの。かっこよいですね。長さ80cm奥行き45cm深さ24cmくらい。
蓋は合板、本体は杉の塗り物。金物補強が泣かせる。
年季の入った木箱本体。
この歴史がそのまま乗り移ったような木箱・・・。漆風の塗装もまた素敵で、このように大事にされていると合板である蓋でさえよく見えます。
この木箱の自身がもう既に料理やさん独特の松茸のような匂いがします。