北面道路のファサード。木の無塗装の外壁で自由にあけられた窓が不思議な外観。
「緑の家」が次世代住宅として薦めている土間キッチンの家の模型が出来ました。
特に太平洋側の家として巷で土間キッチンは珍しくないのですが、冬日が射さない日本海側では超高断熱高気密と組み合わせでないと冬寒くて実用的ではありません。だからこそ「緑の家」にはもってこいの仕様なのだと思います。
外観はまさにシンプルな切り妻。
新潟市に計画されたこの城山の家は、
昨年から薦めてきた土間キッチンを採用した建物です。玄関土間は西大畑の家や旭町の家から順次採用しておりますから今後「緑の家」は高基礎なのに土間があるという新たな定番ができそうです。
土間と高い基礎をどのように融合させるか・・・しかも限られた面積でという難題の答えがこちらになります。建て主さんからは本物の竈等のご希望もあったのですが、周囲が閑静な住宅街である為断念され、非常時には火が使える土間キッチンとして計画されております。
何時ものように玄関は低い。ほぼ道路と同じ。
限られた敷地の中でも庭との繋がりは大事で、上のような屋外へ直ぐに出ることが可能な開口部があり家庭菜園との出入りが簡単になっております。
キッチンはシンプルで大きな造り付け流しを提案する予定。巾2600で奥行き1200・・・ここが中心の土間キッチン
家の中はコンクリートで造られた室内土間が床レベル3段階で計画されており、この中間レベル床まで靴で入ることも考えております。また一番下レベルの床に普段の自転車も収納し、一番上の土間は室内履きか裸足でその上の畳の間があるという拘った床計画になっております。
コメント
どんな仕上がりになるのでしょうね。
台所仕事をしておりますと、水の飛び跳ねが気になって野菜が洗いにくいのです。その点土間だと気にならなくて良いですね。
どんな感じにあるのかもう少し知りたいです!
土間キッチン楽しみにしております。