2015年7月14日緑字加筆
2015年7月9日に変化が起こりました。そちらをご覧ください。
一年使ったフィルター奥にある熱交換器につく汚れ。粉のような汚れがこびりつく。
当事務所がよく使うパナソニックのエアコンはフィルターの目が他社さんに比べ粗くゴミを通しやすいのでもう使用しません。またその後の対応も大手メーカーの逃げ腰姿勢に少し残念な想いです。
フィルター事件が発覚してその事をパナソニックさんに伝えてから3週間経過。ようやくその返答が先ほど「電話」で来ました。
返答とは
➀ 他社メーカーのエアコンに比べ自社(パナソニック)のエアコンのフィルターの目が大きいのは認める。
② 設置基準は床上2.3mなのでそれ以外は想定していない(つまり設置位置が悪いので熱交換器に必要以上にゴミがはいったのでは?)。
③ 2016年の機種からフィルターの目を細かくする。これは特に現時点で支障は無いが現在の設置基準位置床上2.3m以外にもっと多様な使い方をしたいとの希望がありそのため。しかし設置基準の2.3mは2016年もそのままとする予定。
とても大手らしい回答です。特に③が論理が破たんしております。問題なければ今までどおりの目の粗さにすればよく、問題あればアフターパーツを検討するのが(エアコンは10年は使うので)エアコン販売第一位メーカーでしょう。所謂責任逃れ的に感じます。
簡単に言えば、
「目が粗く他社のエアコンよりゴミが通過しやすいことは認めるが、施工基準の2.3mではない設置の仕方が床上なのでそれが悪い」
との事です。
私は
「アフターパーツで目の細かいエアコンフィルターの販売を前向きに考えてほしい」
とお願いすると
「前向きに考える」
とのパナソニックさんの返答ですが、
これは「対応しない」との柔らかい返事だと思います。だから賢い消費者は、
壁付けパナソニックエアコンをそれ以外の設置には使わないようにしましょう。
というか多分標準設置の2.3mでも稼働時間が多い場所に使うと他社のエアコンより早く熱交換器が汚れます。そのときにその掃除は消費者(ユーザー)では難しく、メーカーさんに依頼するようなので3~4万程度の掃除費用が掛かりそうです。
だったらそんなエアコンメーカーは例え大会社のパナソニックでも必要ありません。
他メーカーエアコンでは発生しないことですから・・・ほんとに残念な話です。
さて・・・読者さん中では「オーブルデザインが床上に設置するのが悪いのだろう」と言われる考えもあるでしょうが、床上の空気が天井2.3mの付近の空気の汚れ成分と著しく違っていることは考え難いと思います。これを証明するにはこちらで汚れの成分分析して証拠を示すほかないのでしょうか?なんともです。
私の想像する原因は・・・
「パナソニックさんのプライド」
これは東芝さんのエアコンフィルター。粉のような埃が自動お掃除フィルターにびっしり。だけど熱交換機は汚れ無し。
思い起こせば東芝さんの自動お掃除のエアコンフィルターは一年で粉のようなゴミで目詰まりしました。ですが熱交換器は綺麗です。長い時間運転させるエアコンは、このような宿命があると思います。フィルターはユーザーが洗えますが、熱交換器は洗えません。どちらが親切な設計のエアコンでしょうか?
パナソニックさんは過去に10年間お掃除不要をタカログに記載しており、このような粉のゴミでフィルターが一年で汚れるのがいやなので通過させるような網の目にしているのでは無いでしょうか?そう疑いたくなります。結局、住宅内に浮遊する汚れはフィルター自動お掃除機能では無理なことを認めれば良いだけのことです。つまり一年でそれ相応に人の手で掃除が必要と・・・。更に「埃や油分の多いところは手でのフィルター掃除が必要」とカタログ記載があるので、床上設置でも掃除が多く必要なだけであって、熱交換器がが汚れるのでつけてはいけないと想像はできません。
2006~2007年頃のカタログには10年間お掃除不要。更に「フィルターのその奥もお手入れ不要」と有るのが皮肉。
2007年のパナソニックエアコンのカタログ。更に近年のカタログにはこの10年間お掃除不要の記載が無くなった。
2
階で自動風で運転されたエアコンはパナソニックのエアコンでも熱交換器まで今のところ汚れませんし、床上設置でも自動お掃除機能を中止しすると汚れていなかった事も有り、そう考えると目の粗いことと共に設置場所ではなく中、強風での運転時間とお掃除メカの機能ががこの汚れの明暗を左右すると推察します。
コメント
coo様
投稿ありがとうございます。
それは大変だったと思います。・・・ただ詳細はわからないので私のコメントは控えます。
2年前に自宅を建てた時にパナソニック製のユニットバスを入れましたが、
やはりトラブル対応の誠意のなさに唖然としました。
お風呂からバスコートを眺めたくて、出窓の位置や大きさを最大で指定してありましたが、搬入されたユニットバスはバスタブから40センチ以上も上に窓が切ってあり、天井高は2メートルしかありませんでした。
(主人は身長が180センチなので、立ってシャワーを浴びるとぶつかります)
驚いて工務店に問い合わせたら、パナソニックのよこした図面の通りにしたとのこと。
カタログの施工寸法を確認しましたが、窓はバスタブから15センチくらいまでは施工可能範囲になっていたし、天井高は出入り口の高さ=天井高だったらしいのですが、チェック項目に天井の記載はなく、ショールームでも何の説明もなかったので、これはメーカーのミスだろうとクレームを入れたところ、図面には寸法が入っているので、間違いに気づかず発注を出した工務店に責任があるとの返答でした。
ありえない逃げ口上に思われ激昂しましたがどうしようもなく、そのまま受け渡しになりました・・・
レッドシダーでバスコートを作り、家の中で自分が一番楽しみにしていた場所でしたが、今でも入浴の度に窓を見上げてため息が出ます。
今回の記事を拝見して、ああやっぱりそういう企業なんだわ・・・と思いました。
残念ですね。