建築技術2016年1月号が手元に届きました。
毎年1月号は南先生監修の温熱環境に関する特集が12年以上続く。
こちらに床下エアコン暖房のことを執筆しましたので、ご興味が有ればこちらの本を購入してご覧ください。その他にも国内の著名な先生方の最先端の省エネと断熱に関する記事が30P以上あります。必読です。
私の担当は2Pです。よくこの最小ページで床下エアコン暖房のことをまとめたなと自分でも思います。シンプルにまとめられることが逆に想いのある事ではないでしょうか。本質を突けば実は意外にも全て簡単な言葉でまとめられると・・・この執筆でおもいました。
この号で興味深かったのが・・・
上の写真の岩前先生が執筆された「蓄熱材の省エネ効果」と題された内容・・・。
簡単に申し上げると(間違っていたら申し訳ありません)、蓄熱自体で年間を通して見ると劇的な省エネになる事はなく、日射量が多い地域で且つその使いが重要でそれでも少し利用できるだけ・・・。日射遮蔽をキチッと行えばまあ「まし」になるかも知れません。日本海側に住む私としては「御意」です。
凄くバッサリと切っている内容です。最初の温度変動の定義式を見ると読むことが辛くなりそうですが、後半はわかり易くなっております。蓄熱(熱容量)をお考えの方は是非一読してほしいです。
一般の方の購入はWebショップが便利です。販売元の建築技術さんではまだ12月号のトップですから明日発売なのかな?しばらくするとAmazonでも買えると思います。
コメント
小山様
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB+site%3Ahttp%3A%2F%2Farbre-d.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F&ie=utf-8&oe=utf-8&hl=ja
こちらで各項目を見ると「緑の家」のペットボトルの歴史がわかります。
OMソーラーの実験棟で、ペットボトルを蓄熱材にしているらしいのですが、
空気を貯めて、動かなければ、
断熱材になるかと思いますが、
素人には、理解不能です。
秋葉区の現場監督さん
コメントありがとうございます。
蓄熱材・・・ですか。
実は日本海側においての建築物では、蓄熱はあまり積極的に考えておりません。特にケミカル系(融解熱利用)・・・。あくまでも「おまけ」でしょうか。
でも有益な情報があればお教えくださいね。
蓄熱素材でPCMがありますが、実験的に使ってみませんか?
スミターマルも面白い。天井面や壁面に設置するのはどうでしょうか?断熱の先は蓄熱の時代が来ると思います。