堺市の家 完成前チェック その1  

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昨日の風景から素敵なものをアップしている。

夜飛行機に乗るのはとても久しぶりなので思わず窓の外に見入っていた。

堺市の家と言えばこのスパン4間(7280mm) の梁がツインで組まれていること。しかも耐震等級3相当のため火打ち梁も多く、構造を見ているだけで迫力がある。ツイン梁内部には照明が設置され梁の意匠を壊さないように効率よく明るさも確保する。

当初の完成予定日を一か月以上過ぎているがまだ外構を含めた完成まで10日以上はかかりそう。休日の今日も工事が行われていた。

一昨日に行われた完成気密測定は0.3㎝2/m2と聞いている。これは大変誇れる数値。実は施工をしていただいた「片山建設さん」では、この「堺市の家」が初めて行う高気密高断熱住宅で今まで気密住宅を造ったことがない。それなのに突然高気密高断熱住宅を飛び越えて、Ua値0.230.18w/m2kの超高断熱高気密住宅を完全施工した。しかも新潟県で何棟も施工している工務店さんと同じかよい気密数値。

私の工事監理は一回が数時間の7回から8回だけ。これだけで緑の家の超高断熱高気密住宅が作ることのできる図面やアドバイス、監理・・・が建て主さんに誇れるところ。

だからいつも新たな建て主さんに伝える。

「選ぶ工務店さんは高気密高断熱を一度も作ったところでなくともOK。真面目に施工されている会社さんなら、高気密高断熱住宅という言葉を知らなくとも、私が作れるように施工会社さんにお教えします」・・・と。

このため建て主さんは自由に工務店さんを選べる。オーブルデザインが全く知らない工務店さんでも「緑の家」ができる。実はこれは世の中で普通に行われる建築方法。しっかりとした設計図があり、工事監理者もしっかりしていればどこの施工会社さんが造っても同じ性能の家ができなければその設計図、設計図書の意味がない・・・そう考える。もちろん・・・それはまじめで技術力のある施工会社さんと共に緊張感のあるチームを組めるからである。

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