冷収納と神屋の家

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連休中メンテナンス一年目に伺った。

外周りをチェック中、あれっと思った。

窓に何かくっついている。

聞くとこれは冷収納を建て主さんがDYIで作ったとのこと。

神屋の家は自宅の隣に納屋があるので、冬場の根菜類を保管することに困らないと思って冷収納は作らなかった。しかし生活してみると、玄関を開けて隣にいくより自宅内で戸を開けるだけでタマネギや白菜、ジャガイモを取り出せる収納がやはり必要とのことで、オーナーさんが作ったのである。当然まずは様子見で長く使うか実験中の感じで、家には殆ど固定せずにいつでも取り外せるような造り。しかし・・・

足下を可変のボルトで浮かせ腐れ防止と斜め部分の不陸調整を同時に行っているという手の込みよう。

玄関横のドレ-キップ窓を開けるともう一枚ドアがありこの中に根菜類などを保管することができる。内側に開くドレ-キップの特性を生かした冷収納。

そういえば・・・以前のメンテナンスに伺った時は、

床下エアコン暖房のバッファーとなる明るく衛生的な床下が大き収納空間でもある。

床下収納内に自身で収納棚やフック、パイプを設置して相当量の服やバッグ、日用品を保管している。

こんな器用な人を新潟県の方言でいうと「はつめい」というがまさしくそのとおり。

床下エアコンもしかり。

一ヶ月も運転すると結構な埃が溜まるフィルターの掃除の軽減と、子供の接触防止をかねて網戸を取り付けてある。この発想は高崎の家でも同様だった。

サッシの網をつかって枠を自作しとりつけた床下エアコンのプレフィルター。

これが優れもので、ネット表面を掃除機で吸い込むだけでエアコンのフィルターにつく埃は激減してメンテナンスが楽になったとのこと。

家はメンテナンスでその寿命が決まるといってよいほど、自分の家に愛着をもって大事にするかどうかが重要。「緑の家」もそれを簡単にできる仕組みでその代表が高基礎であり床下エアコンのシンプルな取り付け方法も同様である。

メンテナンスもおわり寺泊に帰ると、

べた凪の日本海・・・

平成とほぼ同時に連れ合いとあゆみ始め、終わるときも横には連れ合いがいる・・・様々な事もあったが良い時代、時だったといえる。

18時にビールで乾杯

平成・・・ありがとう。

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コメント

  1. hachikoku より:

    網戸はエアコンの吸気を阻害する可能性がありそうなので(窓の網戸も風を通す能力を阻害しているような気がします)、実装を躊躇しているのですがどうなのでしょうか?影響がなさそうなら拙宅も実装したいと考えています。

    • Asama より:

      hachikoku様
       
      コメントありがとうございます。

      網を装着すればご想像のとおり多少なりとも吹き出し量が落ちます。ただそれを踏まえても価値があるとオーナーさんが自作で造っておりました。装着後の影響とゴミ処理の回数激減との価値判断となり、本職の建具屋さんに造ってもらうと数万になりますから装着しているオーナーさんはその費用対効果で責任も含め自作ではないかと思っております。
      アマゾンさんでも室内機に後付できる丸ごとネットもありますが、さすがに見た目がいまいちです。

  2. ウチダ より:

    エアコン前の網戸!是非真似したいです。

    • Asama より:

      ウチダ様
      コメントありがとうございます。

      製作はそんなに難しくはありません。サッシ用の網を何らかの四角枠に固定するだけです。取り外しはマグネットでもよいかと思います。無理そうなら工務店さんに造ってもらうことになります。

      もしエアコンフィルターのゴミ取り回数を減らしたい場合はよい選択肢だと思います。

  3. 安爺 より:

    新元号5月1日 心機一転 益々元気で発展万歳。

    あさま家=あかるく・さわやか・まんてん家族。

    おめでとうございます。