なんとかしたい・・・効率化

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まずは・・・お礼申し上げる。

流石当読者様である。昨日ご紹介したこの動画、2年で116回だった再生回数が24時間で55回も増えている。

クリックで拡大。日本は米国は無論主要欧州各国以下の24位。

ウッドショックの原因は日本のGDPの伸びがこの20数年間無かったことと先回のブログで伝えた。GDPの伸びは国民の所得にも影響を及ぼし、上のデータによると各国の平均給与※の比較において24位になっている。一昔前(1990年)なら世界の10本指にも入っていたとおもわれる日本の平均給与がお隣の韓国にも抜かれ24位になったことは多くの国民は知らない。近年、世界各国からの旅行者も多くなったのもその理由であろう。(※平均給与の定義はわからないのでどの程度正確はわからないが、比較の目安としては大きな間違いは無いと思う)

この原因の一つは、日本の生産効率が落ちたことによると私は思っている。戦後闇雲に働いて所得倍増を数年で成し遂げた私の親父世代から、数度のオイルショック、プラザ合意、バブル、その崩壊、リサイクル、地球温暖化、SDGs、コロナによる自粛等・・・生産効率を落とすような社会の理由があって何だか一生懸命働くことに価値がないような風潮がすり込まれ、愚直は格好悪く、要領よくサボることを覚えたような気がする。その結果現在の日本の位置となったと思っている。

これを住宅業界に当てはめると、これらの土台があって今回の木材価格高騰(ウッドショック)になっているので、コロナや米国、中国の原因として人のせいにすることは避けなければいけない・・・と思っている。

私の廻りにもそのようなことがよく見受けられる。時間がもったいないという感覚がない考え・適当にやりすごす・・・で仕事をしている考えに出会う。

この先更に人口減となるのに生産効率を落とすような仕組みをつくる風潮があれば、更にその順位を落とすだろう。当読者さんは、上のグラフで示された数値を遙かに超える所得の方が大多数だと思われるが、国民全員が底上げしないと(昔で言う国民総中流階級)真の幸せ感が少ない民族であると私は思うので、私自身からさらなる効率化(短寿命住宅のような無駄な設計ではないこと)に取り組みたい。

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