吉田の家 完成チェック

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集中して完成検査をするオーブルデザインスタッフ

本日吉田の家が完成したが、工期が何回か変わりお引き渡しまでの時間が読めなかったので完成見学会を取りやめた。当然ゆっくり完成チェックする事ができなく、短期決戦ということで、スタッフと合わせて3人でチェックした。

基礎が1m以上あるのに一般的なの基礎高に見せるようにとのご希望で外壁を約500mm下げた。

様々なことがあり、地鎮祭から完成までほぼ一年かかったが無事完成し、完成気密検査も速報では0.4cm2/m2と中間気密測定より上がってほっとしている。性能は耐震等級3、耐雪1.2m、Ua値0.25w/m2Kとなる。

最近は標準仕様になった玄関階段の木製化。玄関戸が地面から浮いたこの仕様は現在究極の玄関付近の白アリ予防であると思っている。

標準仕様といえばコーナーサッシ。こちらも吉田の家では採用できたのでその恩恵を受けて家族の間は近隣が迫っている状況でも明るい。コンパクトな敷地に車3台と庭、自転車数台を収納し、明るい室内という難度の計画であったが、うまくまとまったと思っている。

住宅密集地でも明るく出来るアイテムとしてコーナーサッシは有効。

最近は明るくなくてもよいという家の空調設計も県外でお手伝いしているが、冬期薄暗い新潟県は明るい空間が最も好まれる。そして窓が大きいのでコールドドラフトも発生しやすいため、窓下は床下暖房のスリットが必ず計画されるが、今回はある事情でいつもとちがう仕様となる。これについては後日サーモグラフィーで説明する。

階段途中にある冷収納。冬期間に白菜、大根、ジャガイモ等の根野菜収納に活躍する重要な収納。

そしてこちらもいつもの仕様の「冷収納」と一本柱。冷収納は設置場所がなかったので階段の途中という・・・ちょっと考えもしないほどイレギュラー仕様。

そしてこちらも最近人気が再び出てきたミーレ製の大型食洗機。数年前はガゲナウの指定が多かったが、「緑の家」ではミーレが近年主流となった。

床下収納はいつもどおり・・・超メンテナンス性と床下暖房と多機能が高基礎の「緑の家」

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