「 2021年09月 」一覧

配筋検査

M12のアンカーボルトの長さは500mmが安心

アンカーボルトはM12とM16の通常2種類あるが、そのうちM12が2/3を占める。近年そのアンカーボルトM12の長さは従来のL=450 →L=500を指定している。この理由については過去のブログにあるのでお読み頂きたい。一方M16アンカーボルトは設置の簡便さからHSS専用のアンカーを使用している。

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夜景

昼とはちがう様子を見せる夜景
日中の外観

土曜日の完成見学会は18時頃終了し、もうあたりは薄暗くなり始めたので、久し振りに夜景が撮影できた。

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業者は教えてくれない、耐震性と垂直積雪量(設計積雪量)の重要なこと その2

このブログに掲載する図は東京都市大学の大橋先生のセミナーから抜粋させて頂いた。

上の図は構造計算で用いる地震力算定時に使用する地震地域係数である。これを見ると新潟県は0.9となり関東、中部などの1.0に比べると10%も少ない力で計算してよい事になる。

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業者は教えてくれない、耐震性と垂直積雪量(設計積雪量)の重要なこと

これは新潟県のある長期優良住宅を取得した「緑の家」の耐力壁位置図である。この「緑の家」は設計積雪量が1mで耐震等級3の性能をもつ。この建設地域は1mの積雪が最低の垂直積雪量として決められているが、この建物を垂直積雪量が2m以上が標準の三条で建てようとすると・・・

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高性能な家の窓及びガラスには寿命がある。

ある家のペアガラス内部での結露とカビ、汚れ。

窓につかうガラスは一般的に半永久かなと思っているはず。確かに単板ガラス(真物一枚ガラス)はほとんど劣化しない。しかし・・・超高断熱高気密住宅に使うペアガラス及びトリプルガラスは劣化し、その寿命は30年から35年と考えている。実際過去には10年くらいでカビが生えたペアガラスがある。

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専門家の発言責任・・・ その後

まずは3週間前に書いた下のブログの記事を見て頂きたい。

専門家の発言責任・・・
2021.09.09追記 緑字 まずは下のリンク先をみた事があるだろうか? 私は人から紹介されるま...

緑字で加筆しているのでそこを読めば、この8月18日で私が申し上げたことが証明されていることがわかる。

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窓の外の景色

ガラスが潮で汚れているので窓を開けて撮影。開けた瞬間に磯の香りが滑り込む。

少し前に不注意で痛めた背中周辺がまだ治らないので、otomo vie centなどの活動は少し中止して自宅で定休日の月曜日をゆったり過ごす。とはいってもこの季節は建築学会の論文が発表されるので、いつもの席でパソコンを開く・・・。

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2021建築学会学術講演 論文梗概集  その3 熱交換あり・なしの換気

3つ目の紹介は熱交換を行う第一種換気システムと熱交換しない第三種換気システムの全く同条件での比較をした研究である。この研究は過去多くされているが私の知る限り、全く同条件での実測結果は記憶がないので、紹介したい・・・と思ったが・・・

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2021建築学会学術講演 論文梗概集  その2 感染症に換気の悪くない空間とは・・・幻想か?

今年だからこその研究で、今回の最も時勢的な研究で選抜論文として通常の倍の4ページにわたる論文の紹介。内容は「換気の悪くない空間」と厚労省がステイツメントしたことに関連する研究(多分問題提起)である。当然この論文のF.A.は恩師の赤林先生である。

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富山県高岡市 赤祖父の家 完成 3

淡い色調と大胆なコーナーサッシのバランスが良いと私は感じる。

この写真のとおり柔らかく淡い感じの室内が「緑の家」である。

しかし家の基本性能は耐雪1.5mで耐震等級3、さらにUa値は0.23w/m2kとHEAT20 のG3をクリアーする超高断熱性能を持つほどスーパー質実剛健。それを表にはあらわさないところに奥ゆかしさ無難さがあると勝手に思っている。

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Ua値0.22w/m2kの超高断熱
新潟市清五郎の家 完成見学会

当面はブログのトップに固定されます。
0923写真更新。

公園に接しているので、その緑を切り取る特別な窓。奥行0.8mで間口3m以上であるが、カウンターの支え柱はなしで浮くように見せる。

耐雪1m、耐震等級3で超高断熱UA値0.22w/m2kの清五郎の家の見学会を行います。
日時: 令和3年9月25日(土)、26日(日)
場所: 新潟県新潟市中央区鳥屋野潟付近  場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地前予定

予約方法:メール→arbre-d2@nifty.com(日本語部分を消して送付)又はお電話で

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