2021建築学会学術講演 論文梗概集  その3 熱交換あり・なしの換気

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3つ目の紹介は熱交換を行う第一種換気システムと熱交換しない第三種換気システムの全く同条件での比較をした研究である。この研究は過去多くされているが私の知る限り、全く同条件での実測結果は記憶がないので、紹介したい・・・と思ったが・・・

F.A.が民間企業に所属しているが、共同研究者が建研さんなので紹介しようと思った。ところが実測期間が冬季夏季のごく一部の数日となっていることおよび、全熱交換換気の場所とスケジュールが記載されていないこと(過去の当ブログをご覧ください)これはそのまま評価することは難しい・・・ので一部だけご紹介。論文の中身は様々である。

全く同じ環境内で同一建物を建築し実測をしていることは評価できる。
確かにこのグラフを見ればメリットが大きいのだが、何しろ一日だけでは・・・。

上図は夏季のとある一日だけの潜熱負荷と顕熱負荷を示している。以前からご案内している通り当たり前だが全熱交換型換気の全熱負荷が半分以下とかなり小さい。これが全熱交換型の最大のメリット・・・。

この論文はこれだけ・・・で終わる。

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