窓の外の景色

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ガラスが潮で汚れているので窓を開けて撮影。開けた瞬間に磯の香りが滑り込む。

少し前に不注意で痛めた背中周辺がまだ治らないので、otomo vie centなどの活動は少し中止して自宅で定休日の月曜日をゆったり過ごす。とはいってもこの季節は建築学会の論文が発表されるので、いつもの席でパソコンを開く・・・。

秋の夕日が窓から差し込み、それを瞳を細め見ていると連れ合いが意図的に邪魔をする・・・が思わず吹き出してしまう。すると背中が痛い・・・。

2021年の建築学会の環境分野の論文は、昨年から引き続き行われている建物の性能と健康に関する全国調査とCOVIDー19に関連する論文が目立ったように感じる。今から16年ほど前に、同じように住宅の使用エネルギーの全国調査がおこなわれ(この時は私も発表者として参加させて頂いた)、それ以後省エネが加速しおし進められた。今度も健康を主として建物の高性能化が加速すると思われる。一方COVIDー19関連の論文は、建築学会では活発に発表されているが、肝心の医学会ではどうなのだろう。海外の論文ばかり引用されるていて、国内の論文の引用は少ないように外野からは見える。

やはりガラスの潮が映り込んでいるので少しぼやける。

そんなことを思いつつふと外を見ると既に日は落ち、青白い海はかすかな光の点を時折煌めかせる。時の過ぎるのは速い。この光景をこの席で見つづけて早30年。見るその時の心境によって同じ光景でも全く違う印象をあたえるので飽きることはない。

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