EV車用の配線をどうするか? 2019年

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「緑の家」は標準でEV車用の配線(30A用)を設置しているが、見直しが必要かも・・・。

下は7~8年前のブログである。

エコな電気自動車は雪国ではダメか? パート2 2012年冬
2018年緑字加筆 タイトルとは関係有りませんが・・・ 久しぶりに昨日氷点下を脱しましたが、その夜か...

ようやくこの度自動車大手メーカーからこのブログに近い容量をもつ車が発売された。

電池容量62Kwhのリーフである。

冒頭の7~8年前に書いたとおり、ようやく少しは雪国でも使えるEV車が販売された。

2012年の当時から雪国ではガソリン40L分の電池容量が必須であるとお伝えしていた。ガソリン40Lを電池容量で計算すると100KWh必要になる。今回はその2/3にあたる62kwhあるので25Lのガソリンを積む自動車ということ。無論カタログ表記では458km/満充電とあるが、これは季節がある程度穏やかで、渋滞などなく夜間だけはないという条件。冬道なら150~250kmだろうと思う。私としては何かを我慢、快適性を犠牲にしてのエコ(省エネ)は有益でないことを3台目プリウスで学んだから蓄電量はガソリン並みが必須だと思う。

冬期にそこまで走ることができればとりあえず合格であろう。ただし・・・この大きな電池のため自宅での充電時間に問題がおきる。

現在「緑の家」で用意しているEV用配線は200V-30A線であり、6kwh/hの充電が可能であるため空から満充電までは10時間を要する。普通は空になるまで使わないので8割とすると8時間となり、一般的な夜間電力メニューの22時~8時のうち22時に充電を始めても朝6~8時で終わるので現在の配線でもOK。しかし6年後(2025年)バッテリー容量をもっと増やして理想の100kwhになった場合は、17時間かかり仮に80%充電だとしても13時間かかる。これは現在の一般家庭用夜間電力割引の最長の12時間を超えてしまう・・・と言うよりそんなに待てない。

となると、やはり今度は駐車場に200V-40A線でも引いておかなければならない。そろそろその時期が来たのか?従来のVVF2.6の2線ではNGで、CVケーブル5.5mm2以上を車庫に施工する事になるのか?

この夜間の電力に拘るのは・・・無論経済性である。

現在の代表夜間電力料金は11.7円/kwであるから仮に今回発売されたリーフに満充電すると約700円でこれはガソリン6L分である。めちゃ安い。一方昼の電力なら2500円(深夜電力契約時)で20L分とほぼガソリン自動車と同じ価格。普通の電気契約の昼間料金でも1700円になる。

つまり電気自動車は深夜電力を使って初めてお得になる(無料や契約の急速充電ではもっとお得だが)。多分電気自動車を購入する人はその経済性が最も大事だろう。しかし俯瞰的に考えてほしい。原発が止っている現在の深夜電力が安いのは、今まで深夜電力を利用してきた人への配慮が大きく、本来の電気の原価から算出された価格ではない。ある人は電気の平準化に寄与し設備コストがかからないので安くていいのだ・・・というが、従来の自動車は電気など使っていないので電力の平準化に寄与するのは相当将来のことであり、現在は新たな電気利用者として発電設備を増やす電力利用者になる。

世界的な流れから見てEV車はこの国産リーフが牽引するべきと思うが、複雑な心境でもある。現在ガス欠リスクの高いEV車だからこそ、太陽光発電と同じで国民全員で支える深夜電力料金と新車購入時の数十万円の補助金投入が仕方無い・・・のである。そんなことを思いつつ今日は冬道を300550km以上走り金沢へ・・・工事監理と打ち合わせに伺う。

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