換気風量の測定と事件

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公園の一部となった8帖ほどある広いウッドデッキ

明日見学会が行われる清五郎の家にはアイアンウッドで造られた8帖ほどのウッドデッキがある。

まるで公園の遊具の櫓のような大きさのウッドデッキ。

「緑の家」はただでさえ1階床が高いのでウッドデッキも高くなるが、小上がりの和室から入るので更に高い。これは公園の遊具の櫓といってもよいかも。

デンカビッグスワンも一望のウッドデッキ。

ウッドデッキに出るとデンカビックスワンも一望できる。また囲いがしっかりあるので高くあるこのデッキ上でも囲まれ感があり、落ち着くだろう。

今回は風量が少なかったせいかダイヤルは2.8くらいで設計風量となった。

そんな完成寸前の清五郎の家で事件が2つ起こった。

一つ目は私の思い違いでEAの風量が少な過ぎたこと。設計の給気量は25m3/hが5カ所で125m3/hとなり、キッチリと数値測定完了。次にEAを測った。これはある「緑の家」がある不具合でEAがほとんど機能していない事例があったので、今回からEAも測ったところ・・・設計風量125m3/hにまったく届かない。・・・「えっ、また同じ現象・・・」と焦ったのだが、なんてことは無くトイレ2カ所と浴室排気換気がON(合計300m3/h)になっていたので、家内が減圧されてEAの風量が少なくなってしまったためとわかった。トイレとお風呂の排気換気を切るとEAはほとんど問題ないくらいの風量に回復した。風呂は常にCFだし、トイレは約5分で消えるタイマーセンサーなので全く問題ないだろう。第一種換気でお風呂が個別排気で24時間換気と別経路だったら、一度EAを測って見ると良いだろう。多分ほとんど風が流れていないはず。これは以前このブログで申し上げた現象を実証したことになる。

二つ目がホントに事件だった。

直ぐ隣の公園の植え込みに小型スズメバチが巣を作り、その駆除が今日行われた。その植え込みは例の窓の直ぐそばであったが、そのせいかどうかは不明だが、あの緑のカーテンだったサザンカが強く刈り込まれてしまっていた。完成の前日に刈り込まれたサザンカの塀・・・。

刈り込み後の窓先。広く公園内が見渡せるが緑のカーテンになるまでは時間がかかりそうだ。
刈り込み前の窓先。まさしく緑のカーテンだった。

公園内の見通しができること、またともすれば鳥屋野潟が見えるかもしれないが、あの緑のカーテンありきでこの窓が計画されたので、それはもう大事件である。伐採された訳ではないので数年で元に戻るとおもうが、少し残念である。

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