築130年のotomo vie cent リノベ その26 ネットダウン

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電源ボタンしか点灯しない状態。ここにルーターをつなぐとUNIだけ点灯。

先週突然「otomo vie cent」のネットがつながらなくなった。

原因は・・・

NTT委託業者さんによって外された光ファイバー。小屋裏にむき出しで配線設置。

ネズミだった。

当初そんなことがあるはずもないと思って、単にルーターの故障が有力と考え違うルーターを設置しに行ったが、やはりONUのランプが電源+UNIだけ点灯。早速NTTに電話すると、ONUの交換をまずおこなってほしいとのことで、ONUが送られてきた。早速取り替えると同じ症状。ここで初めて光ファイバーに問題があると確信した。そこで改めて修理依頼し、故障から1週間かかり光回線が回復した。その間「otomo vie cent」の管理人はネットがない日常はあり得ないとのことで、「otomo vie cent」から離れて1週間過ごす。今やネットはライフラインである。

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黄色いのは断熱材で黒くえぐれているところが囓られたあと。

確かに今年「otomo vie cent」のアトリエ棟はネズミがでた。駆除したところそれはハツカネズミ。そのわずか体長数センチの小動物が堅い被覆をかじって光ファイバーを壊した。

ピントが合わなくて申し訳ないが青い本線がむき出しになっている。たったこれだけで現代の技術は壊れる。

今回の故障原因はネズミであったが、小屋裏へのむき出し配線は、NTTさんが行っていたので無償での修理。作業員2人できて概ね3時間もかかった。今度の配線は小屋裏を通すことをあきらめ、外壁まわりにビス留めとしたため時間がかかったらしい。

新築の場合は屋内配線は必ずPF管を通し、光ファイバーのむきだし配線はないので問題になることはまず無いと思う。その前に小屋裏にネズミがそもそもいないだろう。古い建物は小動物がはいる隙間は至る所にあり、冬期家中暖房された小屋裏に集まる習性があるが(白アリも同様に基礎下で越冬といわれる)、最近の建物は隙間がないので入ることは殆ど無い。常々「建物メンテナンスは生き物一番厄介」といっているがまさにこれである。彼らの突拍子もない行動(巷で所謂想定外)で被害を及ぼすことがあるのである。しかしこの程度は想定外とは言えない。常に「生き物とは冒険する・・・」そういう性である。

初物キターーーー。

話はかわり「otomo vie cent」の裏山ではもうタケノコがお目見えした。初物なので一本しかないが早速ゆでて食する。最近は糠だけでゆでることにしている。時間は80分くらいだから家中でガスを使ってゆでるにはもったいない。外で薪でいつものように羽釜でゆでる。

裏庭に生えている三つ葉と共に食卓へ

取れたてはサラダのようにマヨネーズだけで食べる。舌で春真っ盛りと感じるのは疲れた体にここち良い。

さてネットがつながり快適かなと思っていたところ・・・

見知らぬ人が裏口を開け「ごめんください」と言って映っていた。頭にはヘッドライトで長靴。

上の映像は「otomo vie cent」に設置されている獣観察用のIPカメラであるが、突然アラーム通知がきて10分前の録画映像を見ると、見知らぬ人がアトリエ棟の裏口を勝手に開けている。撮影時間は夜の8時20分で田舎ではもう静かな夜半。「otomo vie cent」の近隣は離れてい誰かがこんな夜分に尋ねてくることはないのであり、獣以外が夜分に映っていて少々怖くなった。ネットがつながったその日にこのような映像が送られてくることに驚き、一瞬息が止まったが、管理人曰く「多分町内の電気担当者さんでは?」とのこと。田舎の夜は普段人がいないだけ、このような事は怖い。

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