シーリングレス外壁で14年間雨漏れ無しと無難な気密シート

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香りが大変よく癖のない味で焼酎初心者にはぴったしの鳥飼。

5月に「焼酎デビュー」という記事を書いて、私が実質焼酎を飲み始めたことを紹介した。その焼酎がおいしかったので近所の大きな酒屋さんに売っていないかと見てみると、販売していたのですぐに購入。ロックで夏の酒として楽しんでいる。もっと大きい瓶があればいいのにね。

本所リバーサイドの家の気密検査を先月の26日に行ってきた。

木の外壁となる本所リバーサイドの家

「緑の家」の気密は、もう35年同じことを行っている。昨年その気密の方法で行った自宅の壁を剥がして確認すると、この方法がやはり最も無難であることが実証された。

その方法は下の通り・・・

ポリエチレンフィルム0.2mmによる気密施工である。30年経てもこの方法であれば、壁内の内部結露を防ぎ、タッカーの針部分からのわずかな湿気の流入も待ったく問題なかった。当然夏型結露さえまったく問題ないばかりか、空き家になっても夏季の室内への湿気流入がないので管理が簡単であるというおまけつき。

窓との気密処理もそのころと変わらず、気密テープ(ブチルかアクリル)で処理したうえに、合板で抑えそれを窓下時にして無垢窓枠をはめ込む。

このように基本に忠実なおさまりを行っている。この納まりは40年くらい前の北海道で始まった気密施工となる。40年も同じ納まりが可能なのは問題がなかったから改善の必要がないといえる。これを「無難」という。

コンセント納まりも同様で、40年前から始まった気密コンセントカバー方式である。

窓と木の外壁はピタッとくっつけることで、乾燥時は隙間があき雨天時は隙間がなくなる木の特性を生かしシーリングレスとしている。留め付けは海が近いので珍しくSUS釘。

外部は木張りであり、当然シーリングを使わない納まり(シーリングレス)で15年ごとのシーリングのやり替えをなくしている。ここが重要で本来シーリングレスにすると瑕疵担保保険に入ることができないが※、もう10年以上前から個別3条を取得し、シーリングレス外壁を合法で可能にしている。せっかく木の外壁ならシーリングレスでメンテナンスなしとして納めたい。そのシーリングレス外壁を初めてから14年以上経過するが、木の外壁で且つシーリングレスで雨漏れが一度もないことが自慢である。巷で木の外壁は多くなったがネットで検索しても窓回りのシーリングレスで木の外壁を謳っている家(個別3条取得)にはまずお目にかかれ無い。このような一見無謀なことを逆に無難とするようにする全体設計が「緑の家」なのであり、結果的にシーリングコスト20万もダウンできる。
※瑕疵担保保険はほぼ必須でこれに入っていない、又は入れないと原則法律違反となる。

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