築130年のotomo vie cent　リノベ　その46 痛い・・・

昨日の定休日にはいつもようにotomo vie centでの奉仕。畑の柵づくりのため竹を切り出して芋用の支柱づくりだった。お昼になり昼食は裏山で豊作の「ミョウガ」と畑の大葉、さらには山椒の塩漬けだけのトッピングで冷やし中華。これを暑い30度の中の離れで頂くことで最高にうまくなる。エアコンの効いたところではまずおいしく食べれないのが、冷やし中華やスイカ等だと思う。

ミョウガは一人7～9本を刻みたっぷりとこれでもかと掛ける。これがうまい。やはり季節の野菜が一番うまく、通常のキュウリやハム、鶏肉等ないことが逆に盆前限定の冷やし中華らしい。さらにこの春「て・こあ」で収穫し塩漬けした山椒は絶品の香辛料となる。汗を滝のように流して外仕事をした時の塩分ほど、体が欲しているものはないだろう。

実はこの後に事件はおきた。午後から母屋の解体を進めようかと思って吊るしてあったゴム手袋をして10秒後・・・突然焼けた火箸を差し込まれたような痛みが親指の先端に起こった。すぐに手袋を取り目視。傷が何もないことでハチだとわかり、すぐに納屋に常備してある「ポイズンリムーバ」※を取りに行くが、決して走らないことを意識して早歩き。すぐに吸引開始するが、すぐに手全体がしびれてきた。
※毒吸い取り器。裏山にはマムシもいるので常備している。

過去なんどか足長バチに刺されたことがあるが、この感覚はなく少し青ざめる。もしかしたらスズメバチか？刺された部分にポインズンを当て吸い取っていると血が出てて来て少し透明にちかい液体らしきものも出てくる。20秒吸い取ってすぐに流水をつけて流し、リムーバーも洗って再び吸い取り開始。吸い取っている最中も鋭い釣り針で皮膚下をかき回されているような痛みが続き、顔がゆがむがなぜか声を出して笑ってしまう。20分くらい吸い取っただろうか・・・もう血も出ないのでもう一度水洗い。その後じっとしているとジンジンと親指の先端だけが痛む。私は20年くらい前に親指の第一関節より上を単純骨折したことがあるが、これほど痛むことはなかった。確かに最初の15分くらいは今回と同じかそれ以上の痛みがあったが、時間と共に徐々に薄らいでくる。今回は全く痛みが引く気配がない。時間と共にさらに痛くなるように感じる。しかも2時間くらいすると痛みが指から手首全体にうつり広がっていく。私の連れ合いも10年ほど前にムカデに思い切って噛まれたことがあり24時間つらかったことを見ていたが、その時の気持ちがよくわかる。痛みに耐性がない私にはこの痛みはやばい。指がパンパンに膨れ上がり手のひら全体が熱い。

痛みがおさまったのは12時間後の深夜2時。手全体をタオルで圧迫し手袋で保護しそれで痛みが少しだけ和らいだ22時以降は就寝でき、眠れたのはたすかった。

次の日も今もまだ違和感と触るとビリビリとしびれるような痛みと時折針で刺すような痛みは残っている。手袋のおいてあった場所やポイズンリムーバですぐに対処してもこの強い症状から多分、姿は見えなかったが、この針の主はスズメバチではなかったかと思う。