「 2025年07月 」一覧

続・大変な疑問・・・が収束。基礎断熱の熱損失はAグレードが凄く良い。

大変な疑問・・・基礎断熱の熱損失
また事務所内では騒然となっている。 明日から改定される外皮熱貫流率UA値の計算方法。ところがその計算方法...
大変な疑問・・・基礎断熱の熱損失 その2
4月01日に一部修正 結局以前の熱貫流率で基礎断熱を計算できるらしい。このドタバタ騒ぎは一体何だろう。 「...
続・大変な疑問・・・一年ごとに変わる基礎断熱の熱損失
ちょうど一年前にある疑問で下のブログを載せた。今読み返しても「良文だな」と手前味噌である。 しかし一...

4年前から過去3回にわたって続いてきたこのシリーズもようやく収束の気配。上のリンクは過去3つのブログであり、この話題を知らない人は是非読み返してほしい。そして先月の終わりにこの基礎断熱の件で建研のHPに改定版が上がっていた。それによると・・・

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HEAT20の夏期等熱負荷の削減の提案と外付ブラインド評価の疑義 その1

HEAT20の報道資料より抜粋

(一社)HEAT20のHPに行くと上のPDF文章のリンク先へ行ける。そこには「夏期・中間期を対象とした高みの目標は存在しない」とある。確かに現在の夏期の冷房負荷を検討するための外皮計算では、最も影響を与える窓の日射遮蔽(侵入)が甘くこの新潟以南の本州地域がηAC=3.0~2.7以下となっているだけである。しかし問題はそこではない。

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胎内市の家 スタディ模型完成

平屋らしくシンプルの美しい寄棟の屋根。ほぼ真南側にアプローチの道路。

建て替えとなる「胎内市の家」のスタディ模型が完成した。先のブログの大阪の「堺市1545の家」より少し早くできたのだが、県内の計画のためご説明したいので手渡となり事務所で待機中。

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構造の安全性確認書類と模型製作の道具

2025年の4月から一般的な2階建て木造住宅では、確認申請で構造の安全性の確認を行政がチェックする事になった。この為構造計算を行って安全性を確認した旨の証明書を建て主さんに提出することになる。上の書類は確認申請が下りた時の確認済み証に一緒に添付されるもの。

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網戸無し住宅、暑さは露点温度!からもう10年

網戸を廃止してからもう10年経過。今ならようやく受け入れられるこの提言は、もう10年前の2015年の下のブログで宣言。

提言11 網戸必要なし。
網戸がないとこのような内外の繋がりが出来るがこの事では無い。(2002年の「緑の家」) ええーーと、、 今後書く図...
2015年に提言11として「網戸は必要なし」と宣言した時のブログ

10年前はまだ通風が省エネで推奨されていたので、このことを提言した時は結構大変な逆風だった。今、通風推進住宅はどこへ行ったの?シレっと様変わりする住宅業界である。

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専門分野と情報取得

近年無料で得られる手軽な情報源として、ユーチューブをはじめとする動画や、短文のX等をはじめとするSNSで触れることが多いと思う。私はSNSが自分に合わないので行っておらずほとんど触れることはないが、動画は勝手に紹介もされるのでそのプラットフォームに視聴することもある。そこでいつも思うのが、同じ内容のテーマでもその動画によって様々な論評があるので、受け取る側はとても大変だろうとの事。時には真反対の評価となっていることもある。

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ジブリのような夜景

銭婆(ゼニーバ)へ行く道のよう・・・クリックで大きな画面。

敷地の境界にある門灯が照らす輝き・・・。家まで続くなだらかな道。

ただいまーと心からいえるような温かさが感じ取れるワンショット。建て主さんから送られてきた一枚である。

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ウエザーリングとカビ、地衣類

毎度おなじみの55年以上経た木の外壁で南側のアップ

上は55年経た古い木の外壁(南面)である。「緑の家」ではよく使う画像である。今まではこの木の黒い部分を「カビ」として説明していたが、これはカビと藻類がドッキングした「地衣類」であるらしいというがわかったので訂正する。

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