超高気密 C値0.1㎝2/m2で完成① 

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端正なファサード。画像クリックで拡大

新潟市西蒲区に建設中だった巻新道の家が完成した。完成気密測定C値は「建築条件1」で0.1㎝2/m2となった。その他の性能は地域係数Z=1、積雪1.3mで耐震等級3で長期優良住宅を取得。GX志向型住宅の補助金も確保している。

今回の完成写真は自然光のままと照明を点けたとき比較をしてみたい。

そもそも「緑の家」は新潟県の暗い冬の日中を如何に明るい空間で過ごすことができるかが窓計画のポイントだった。下に比較するとわかるが、明るい空間で、壁天井の「白」の色の変化が光源によってかわることがわかる。

自然光のみの家族の間 画像クリックで拡大
照明を点灯した時の家族の間 画像クリックで拡大

照明を点けない自然光の時はすっきりしたホワイトである。照明を点けると温かみのある白にかわる。

キッチン上だけ照明を点けた場合。 画像クリックで拡大
ダイニングとキッチンをつけた場合。 画像クリックで拡大

続いてこちらの「緑の家」で久々に採用した一本柱がある玄関ホールと廊下。

画像クリックで拡大
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このように大きく色の印象が変わるところが面白い。どちらも感じがよい。

画像クリックで拡大

トイレだけホワイトの壁からグレーブルー色に色を切り替えている。照明も建て主さんが拘った真ちゅうにペンダントのボール電球となる。

既に夏は終わり本来なら簾はいらないのであるが、通年設置して外さない「緑の家」のオーナーさんがいる。その理由はしたのとおりで、外からは簾がある窓内は全く見えないが・・・

簾奥の窓は中がまるっきり見えない。

内部から見るとしっかり外の様子はわかる。この点が簾が優れているところ。

簾越しにしっかり外部の様子がわかる。マジックミラーのようになるのが簾の特徴。

この理由でレースのカーテンをやめて簾で一年中過ごす方が1/3くらいにもなる。この開放的な感じで新潟県の暗い冬を明るく過ごす・・・それが「緑の家」の主要デザインになっている。

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