職人技術系日本はどこへ?

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自分以外で取り替えると、手持ちの工具では緩まないほど締め付けてあるので、取り替えが出来ない・・・とある。

新潟ではタイヤ交換の季節です。そんな中、私は以前からタイヤ交換は原則自分で行うと紹介しております。その事を裏付けるように、今朝のローカル地方紙の社説(記者が自分の身の回りで感じたことを記事にした)で、「タイヤ交換外すのが大変」という見出しがありました。

皆さん同じ体験をされているようで・・・

業者さんにタイヤ交換を依頼すると、昔はGSだけかと思いましたが、今やディーラーでも規定値トルクを相当超える力でナットを締め付けています。

大手車アクセサリ専門店ですと、わざわざトルクレンチを締め付ける工程に立ち会わせるお店もありますが、そのようなところ以外はエアーレンチで「パンパンパン」とどのくらいしめつけるの?って感じで組み上げておりますね。そんなに締め付けたら・・・ねじ山が痛んでそのボルト交換のためとハブを取外すことになります。せめて職人技の同じトルクにくらいになるように手回しレンチで締めて頂きたいですね。

また・・・昨日は三菱マテリアルさんが材料のデータ改ざんが発覚・・・。最近は大手有名メーカーさんが軒並み規定違反、法律違反、データ改ざん・・・何ですかこれ・・・。技術不足で製品に瑕疵がでたのであればわかります。しかし改ざん、法律違反は明らかに確信犯です。

今の日本を支えたのは、職人系の技術力ともいえる製造会社です。そのような会社に入って活躍する事が重要な理科・技術系大学でも、年度試験のカンニングが当たり前と聞いております。変ですね~、おかしいですね、どうなってしまったのでしょうか。

「て・こあ」のカングー1ですが、

エンジン不具合の警告灯がでて3週間前にドック入り(ルノーディーラー店)したのですが、治ったとのことで納車されてから、「て・こあ」管理人が乗ったところ、

「なんかおかしい・・・何時もよりざわつく」

との事。私が乗ってみると直ぐにアクセルの感覚がおかしいとわかったので、再びディーラー入り。その後「どこがおかしいのですか?」と数回同じ事を聞かれ、

「メカニックの人が自走でかえったのだからわかるでしょう」とちょっと苛ついてしまいました。

今のメカニックの人は、自分で乗っても確信がもてないのかな~。専用テスターでもエラーが出ず、試行錯誤して結局スロットルボディーのモーターが悪い事がわかって取り替えになりました。やっぱり最後は運転手のセンサーでしょう・・・・ただ、そんな微妙な故障でも部品代だけでなんと6万也・・・。

空気取り入れダクトからスロットルまで新品になった。さて次はどこが交換になるのか?

この部品は小さいですがセンサーなども組み込まれているので高いのですね。ついでにエアーダクトが劣化して切れておりましたので、こちらも交換をお願いしました。ダクトだけではなくそのフィルタープラスチックケースまで一体売りとの事でこちらは3万弱・・・。吸気系部品が一掃されて気持ちよくなりましたが、懐は気持ち悪い・・・これでカングーは今年の修理費用だけで40万弱・・・。流石16年目の車です。

修理後は同時期に購入し取り替えたスタッドレスタイヤがピッタリよい感じで、ハンドリングも夏タイヤと変わらず且つタイヤ空気圧を適正に戻したため(夏タイヤは高めで乗っていた)とても落ち着いた乗り心地。乗っていて楽しい車に戻りました。

確かに今の車は電子制御だらけでメカニックさんも大変でしょうが、日本の職人感覚に期待しております。

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