建築技術2018年1月号買いましたか?1

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昨日届いた。

建築技術という雑誌は、私達建築士向けの内容が殆どで、一般建て主さんが見る為の内容ではありません。専門的すぎて読む気がなくなるからです。しかしこの「緑の家」のコアな読者さんは、多分・・・普通の人たちではなく特殊な人たちのなので、面白い内容・・・だと思います。

特にこの号は、今までの高気密高断熱の記事より更に突っ込んだ記事です。

少々さわりだけ紹介します。

まず、

「カーテンや障子などを設置した場合、設置しない場合と比べて窓ガラスの結露はどうなるの?」

という疑問に対し小早川香氏が答える記事があります。

結論は・・・カーテンをした方がしないより結露量が少なくなるとのこと。

但し条件は下の表の通りです。

カーテン有る無しでガラスの表面温度が0.5度しか違わない。つまり熱が供給されやすいカーテンである事がわかる。

多分皆さんの経験では、カーテンを開けている時には結露しなかったのに、カーテンを閉めていると窓下部に結露する体験をした人がいると思いますが、それは間違っておりません。

えっでも上の小早川香氏のまとめと逆になるよ・・・。

となりますね。

そうです。全ては条件次第・・・

上の表を見ると、カーテンを閉めても閉めなくてもガラスの表面温度は殆ど同じ条件です。つまり使ったカーテンが寒冷地でよく使われる厚くて壁と床にしっかり密着するようなカーテンではなく、どちらかというとレースカーテンのような左右と上下に隙間がしっかりあるようなカーテン閉が条件なのです。

つまり全ての記事がこういった条件でありこれがよみこめる人向けなのです。だからこそ「緑の家」のブログ読者さんにはお勧めです。是非ネット書店でポチッってください。

記事は公告を除くと本の2/3以上の厚さ分になる。

今回の議題は

「わかっているつもりだけの結露」

と南先生らしく挑戦的な題名です。

記事数もいつにも増してこの厚さ分あり、これでもか!ってな具合です。

まだまだコアな記事がたくさんありこれから読むのが楽しみです。

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