今日は・・・ツイッター並の頻度でブログをアップロードしている。
さて・・・
家造り大事と良く言われるのが
光と風
だが・・・
そのとおりである。
しかし・・都市部において夏季の通風は重要としない。
高地(標高200m以上)、野中の一軒家や、別荘地のような緑が多く残る地域ならいざ知らず、普通の住宅地において
「夏季の通風が大事」
とは全く思えない。
昔はエアコンが無かったり、高価だったりしたので通風しか涼を得ることが事実上出来なかったので、「通風」が大事だった。
現在は
- 高効率エアコンが簡単に手に入る
- 電気代も1万/月で充分冷房可能
- 防犯上窓開けが昼夜問わず不可能
- 家服もステテコに裸だった昭和時代には戻れない
- 町はすべてエアコンが運転中(車、スーパー、電車、駅、一部除学校施設)
- 熱を放出する家電器機が昭和の数倍
- ヒートアイランドによる熱帯夜増加
などなど・・・
特に今年の暑い夏で夜間エアコン空調を正しくつかえば、もう通風には戻られない人が増えるだろう・・・。正しく使うやり方は数日前のブログで書いたとおり、家全体で冷房してみることだ。
早朝に窓をあけてもジトッとした28度の風しか入ってこないのに・・・。通風が趣味ならOKだが、一般的に趣味とは人に勧める事ではなく自身が楽しむ為のもの。
この猛暑は根拠のない夏季の通風を信じていた人が心変わりし、夏の過ごし方を変える年になるかもしれない。エアコン環境に罪悪感がなくなれば高齢者さんももっと使っていただけて、熱中症で亡くなる人も減る。
無論・・・春と秋の通風は気持ちがよい。但しその時期は特別な事を考えなくとも風は抜ける。
コメント
通風の効果は気流で体感温度を下げることでは無く、室温を外気温まで下げることを大部前に明らかにしました。しかし、自分の感覚と何となく違うので、最近通風の快感の研究を始めました。暑くて汗が滴るときに、風が来て少し体感温度が変化することが人に快感を与えるのでは無いかという趣旨です。
赤林先生へ
コメントを頂きありがとうございます。
>最近通風の快感の研究を始めました。暑くて汗が滴るときに、風が来て少し体感温度が変化することが人に快感を与えるのでは無いかという趣旨です。
私もそれに大賛成です。
快感・・・そのとおりだと思います。エアコンのない古い民家で夏を過ごすときに、まさしくその感覚になります。ご研究の成果を心待ちにしております。