先日千葉県船橋市に建築中の「船橋坪井町の家」の棟上げが行われた。
積雪のない千葉市(30cm)であるから屋根の出(軒の出)は1100mmと、とても多く出せる。一方軒の出があると台風時に吹き上げによる屋根の破壊力が大きくなるため、軒先の耐風金物は確実に施工する必要がある。
そこでいつもにまして耐風金物であるタルキックの確実な施工が求められる。その一方屋根勾配面の水平力をいつもより多くしたいため、転び止めをいれて通常の1.37KN/mより1.4倍強い1.96KN/mとすると、桁上の合板を施工しないくとも耐風等級2と耐震等級3で長期優良住宅の認定となった。
ここはリモートによる工事監理になるが、写真等で送ってもらいチェックする。
次に伺う予定は合板と筋かいによる耐力壁のチェックとなる。この基礎から始まり耐力壁のまでの一連の工程は、設計も含めある程度の総合力が必要な箇所。そのために私たちのような建築士が工事監理を行うのである。
コメント
上棟おめでとうございます。
船橋でもう1棟建つそうですし、全国に緑の家が広がって行きますね。
我が家も緑の家を参考にさせて頂いたところもありますし。
もうちょっと早く知っていれば私もお願いしたのになぁ。
やっぱり見学会があると嬉しいです。