2年前の日付の袋・・・これにはある物が入っていた。
はい、自家製のベーコンである。
なんと2年間冷凍庫ではなく冷蔵庫に入ったままのベーコン。当然自家製だから保存料など一切使っていない。
中の肉の色がもうなんとも言えない色になっている。味は当然熟成した味で、ベーコンなのであるが少しミソのような香りもする。これを定番のブロッコリーと炒める。うーん、旨い。出来たてもおいしいが、時間が経つと少しずつ味に変化がある。人工の防腐剤は様々あるが、燻煙は天然の防腐剤。ビニール袋で密着保存すれば、2年後も食せるのである。そんなものを人は太古から食していればダイオキシンにも抵抗力がつくはずである。火を使った料理をしない動物(マウス等)なら相当高い癌発生物質となるので、30年前におきたダイオキシン騒動になったのだろう※。
※ダイオキシンの毒性実験は人では無くマウスで行なわれ、それをそのまま人の発がん性にも当てはめてしまった事等による、ヒステリックになりすぎた環境問題といわれる。現在の知見では人にとっての毒性は、マウスより相当低くなることがわかっている。
さてotomo vie centのアトリエ棟のシャッターが白くて夜間見るとそこだけ明るくて雰囲気が悪いとの管理者の要望で、黒く塗り替えた。
黒は光を吸収するので、多の部分が引き立って見えるようになった。
古い建物のotomo vie centの場合、この方が照明や窓からの漏れ明かりが綺麗に見える。古い建物は上手にバランスとってあげれば、古さが熟成に変わる事も多い。そんなリノベを行ないたい。
otomo vie centにも春が訪れて裏山では山野草が花盛りであるが、その中で今まで裏山では見たことがなかったカタクリがさいていた。これは食してもおいしいので群生することが楽しみである
最近町内の人から、「夜間もずーっとオレンジ色の外灯がついているが、消し忘れじゃないの?」と言われたとのこと。なるほど、現在は消す習慣が普通なのである。その一方電柱の外灯は、消えていると直ぐに交換して点けてとの話になる。何のために電柱の外灯があるのか。道を町を明るく照らし暗闇の恐怖の解消するためだとおもう。私が子供の頃は、門灯などは多くの家で夜間中点灯していた記憶がありそれがあの第一次オイルショックで変化したのである。必要な変化は進化といわれるが、それを判断するのはその時代の文化なのだろうか。