良い色になっている日ノ出町の家基礎。既に3週間経過しており氷点下でも心配なし。高いので人通口部分にしっかり梁が取れるのが特徴。
現在施工中の旧Q値で0.8w/m2K相当の日ノ出町の家の基礎工事がほぼ終わりました。
何時も「緑の家」は運が良いと思います。3週間前のコンクリート打込み時は、寒いといっても、最近ほど氷点下が連続するする寒さではなく、暖気と寒気が混じって平均外気温が2度を超えていたと思いますが、最近はずーと氷点下。この時期にコンクリートを打っていたら、暖房機による養生も検討しなければならなかったでしょう。
やり直しがほぼ不可能なM16アンカーもキチンと全て所定の高さで入っており一安心。基礎は大変気を使います。
もう一つ気を使うところとして・・・
構造木材の加工図の承認です。
まずオーブルデザインの構造図が下のようにあり、
オーブルデザインの作成する構造図。青丸青文字が今回ちょっと煩雑になるところ。
加工図がプレカット工場で作られ、それを設計者たるオーブルデザインが承認するのですが、今回は地回りレベルが3種類有り、間崩れで軸通りがなんとX方向で31本、Y方向で18本と大きさの割には複雑です。よって加工図のミスが若干発見され(普通は殆どない)、
今回のチェックは担当のスタッフMのよるもの。しっかり細かくチェックしてある。
結構赤ペンが入る状態になりました。
普通、設計事務所が関与しない家造りの場合、このような構造の加工図を構造図といって外注する加工屋さんの図面を建て主さんにお見せする事が殆どです。
ですがオーブルデザインでは何時いっているように、設計者が構造計画しないで、どうやって建物の安全性の担保をするのだろうか?と思います。加工図は所詮加工図ですから構造を判断する設計者がいるからこそ加工図を承認できるのだと思いますが・・・。
もし常に加工屋さんが構造設計するなら、
請負契約と同時に行われる設計工事監理契約するときに義務づけられてる重要事項(下写真)
青丸部分に赤字の記載が無いと不誠実な重要説明事項になってしまいます。というより・・・この重要事項説明書を受け取っていない建て主さんが殆ど?かもしれませんが。