白アリ・・・春になると一気に活動が始まります。

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基礎表面の蟻道。これは去年以前のもの。

今日は建て替えの敷地調査2件とと打ち合わせ・・・

春風が強く吹くなか既存住宅と敷地確認へ。すると見慣れた物が基礎にありました。


濡れ縁下、デッキ下など日の当たらないところに好んで造る。

ヤマトシロアリの蟻道ですね。7~8本程確認されております。

綺麗に二股に分かれているのですね。

基礎立ち上がりから水切り下地(外壁の一番下にある部材)へ潜り込んでおります。ここから土台や柱に行っているはずです。

さて怖いのは・・・

P1250674年月が経ち剥離したモルタル。

このような基礎の上にモルタルが塗ってあるときです。

先ほどのような基礎の上にあれば直ぐにわかり、手で払えばまた一年くらいは白アリはアタックしてこないでしょう。所が、モルタルが塗ってありそのモルタルが基礎から剥離していると・・・

剥離したモルタルの隙間から上にに向かって蟻道が伸びる。

上の写真でわかるとおり、剥離している箇所があれば、白アリはそちらの方から入り込みます。この場所はここで剥離が終わっているので、ここから先はやむなく表面に蟻道を造っておりますね。

「緑の家」では、随分前から基礎表面のモルタルを止めました。下の写真でもわかるとおり、コンクリート打ち放しのままです。

基礎高があり打ち放しのままの基礎が一番

確かにモルタル塗り基礎より割高ですが、基礎は・・・大事です。

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