長岡市の「緑の家」お引き渡し

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昨日長岡市千代栄町の家のお引き渡しが完了し、工事監理を終了した。

カーポートも耐雪2.0mでできる限り雪は屋根の上が原則。

豪雪地長岡市らしくカーポートは地下からの融雪水を使って溶かす方式なので、カーポート前はできる限りフラットのコンクリート仕上げとなる。スリットなど入れると融雪水がまんべんなくいきわたらず、雪が解けないためできる限り緩やかな(勾配2%以下)フラット面をつくる。

そこの現場だが下の写真を2枚をご覧いただきたい。これは上が昨日撮影したもので、下が一週間前に撮影したもの。ペンダント照明器具の有無しはあるが、実はそれ以外に大きな違いがある。

9月27日撮影。
9月20日撮影。

しかしながら写真では写りきらず、わかる人はまずいないし私でもわからない。答えはキッチンタイルが違う。先週はキッチンタイルが指定したものと違う気がして、施工会社さんに問い合わせるとやはり違っていた。その違いは表面の仕上げがマットか艶有なのだが、マットでも艶があるので比べない限りわからない。しかしスタッフMが気づいたとおり、発注時に誤記でマットになってしまったとの事。それでお引き渡しまでに直るかと心配していたところ、キッチリと綺麗に直っていた。中々できないこと。タイル貼りは他との設定処理が難しく、手間がかかるが見事に期日までに直っていた。このように完成後7日間の余裕ある日程で引き渡すのが一般的。

話は変わり「他の現場の事」であるが、まずはこれをご覧いただきたい。

同行したスタッフMの靴の甲に白いペンキが飛び散っている

これは革靴についたペンキの飛び散り。この飛び散りを受けた現場ではとても残念な工事監理業務だった。同じようにお引き渡しができるとの事で、工事監理終了検査に伺ったのだが、現場に着くと玄関戸が空いておりまだ作業をしている。伺う前日の電話では、「工事監終了終了後の次の日は手直しの塗装工事がはいるが、すでにクリーニングを終えているので来ていただいて結構」との連絡をもらったので伺ったのである。工事監理報告報告もかねるので、伺う服装は作業着でなく建て主さんに失礼のないような出で立ちで、革靴を履いて伺うことが通例。しかし現地に着くと塗装工事の直しが行われており、話が違う。それでも伺った限りは引き渡し作業を進めるために、家の中に入る。その際玄関に靴を脱いでいたらいつの間にか塗装工事が玄関に及び、靴にペンキが飛び散っていたのだ。その飛び散りに気がついたのが、帰社してからである。玄関に靴を脱いでおいてよいかは事前に監督さんに聞いていたのに残念。

スタッフMの靴に白い点々が残る。明らかにAEPの飛び散り。
私のお気に入りの革靴にも飛び散っていたので慌てて水で拭いたが日時日時が経過しているので取れるはずがない。

冒頭の長岡千代栄町の家の「緑の家」では難しい修繕工事も期日を守りキッチリと全てが終了して工事監理を終えることができたが、靴にペンキが点いたこちらの現場では、実はその一週間前にも一度目の工事完了検査に行ったのだが、クリーニングさえ終わっていない。仕方なく1週間後に2度目の工事監理終了検査を行ったそれがこのありさま。一度目はクリーニングさえ間に合わなくその為、建て主さんも引っ越し予定日の1週間に更に2日延ばして対処していた。今回の2度目となった直前でも事前に連絡を頂ければ再延期かそれなりの覚悟で伺うこともできたのに、その意味では事務所開設以来最も残念な工事監理者への対応であった。

この2つの施工会社さんの違いをタイル貼りかえ写真で思い出すことになったが、いずれの現場でも工事監理業務は当たり前だがキッチリと同じように行ってきた。

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