白の世界での「緑の家」とドレーキップ窓のパッキン

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全てが白色になるこの季節の白い「緑の家」は特別綺麗。庇と季節風によって東側が深く積もる屋根の雪。その部分は1.2mくらいありそう。

昨日積雪1mを超える長岡市の「緑の家」のメンテナンスに伺ってきた。真っ白い雪景色に覆われ、白い綿の景色に同化する白い「緑の家」は可愛い。しかもこのコーナーサッシでこんな雪の降る日でも、室内の照明がなくとも明るいことが、幸せ感に満たされる。

耐雪2.5mの「緑の家」なのでこの1.5倍まで雪下ろしをする必要がない。このことにはオーナーさんが「雪下ろしから解放されてうれしい」と話されていた。この長岡市ではまず第一に「雪対策」である。

雪庇には注意が必要だが、雪庇を落とさなくとも側面のほうから出入りすれば特に問題ない。

玄関ポーチも大きな屋根に覆われており、コートの雪を払うくらいの余裕がある。特に屋根下が高いので、周囲に雪の壁が1.5m積もってもうずもれている感が少なく気持ち的に明るくなる。

当然雪対策は主暖房のエアコンの室外機にもわたる。「緑の家」では標準的な高い位置に室外機を設置し、屋根が大きくかぶる。

雪落としなどメンテナンスをしなくとも雪に埋もれることはない設備配慮の屋根

このことで室外機は雪に埋もれることなく、効率よく暖房ができる。当然エコキュートの室外機にも屋根がかかる。

玄関に入ると、床下つながるコート掛けがありそこに雪で濡れたコートを掛けておくとすぐに乾く。私たち3人分も入れさせてもらい、帰るころにはほっかほっかのコートになっている。

来客3人分のコートもかけられる余裕がある。
裏側はそのまま暖かい床下につながっているので、いつもコートはホカホカ。
スキーやスノーボードも保管される。

住み始めて半年経過しているが、床下収納は綺麗に整頓され家族の間の収納がなくとも綺麗に片付いており、必要最小限のもので暮らされているようである。

床下収納内部は衣装箱が設置され沢山の衣類、日用品が保管されている。

床下スラブの中央は既に25.1度あり一年経たずにもう暖まっている。

さて今回のメンテナンスでは、先週コメント頂き調査したかったドレーキップサッシの丁番部分パッキン欠損の影響の裏どりを行う。

ドレーキップサッシの上部パッキンが実質欠損状態と言ってもよい部分の写真。
レンジフード中で減圧しても上部丁番に漏気、隙間風は全く感じられない。
下部丁番部分も同じく漏気は全く感じられない。

結果はというと、丁番部分からの漏気は建て主さんも私も感じられずここが問題になることはないとの結果である。当然平常時だけでなくキッチンのレンジフードを「中」で運転してもここから冷気が入ってくることはなかった。但し全部のドレーキップを試してはいないので、サッシ調整が不十分であれば入ってくる可能性はある。逆を言えば正しく調整されていれば気になる漏気はない。

下はサーモ画像だが、校正ができておらず絶対温度表示は正しくなく表示より2度くらい実際は高い場合が多いことを念頭に見て頂きたい。

問題の上部丁番はSP1で12.2度。他の枠部分より低いのは大型の丁番が金属でありその熱橋の影響だと思われる。

下は下部丁番の写真。

問題のない下部丁番はSP2で10.7度と上部丁番より相対的に2度低い。つまりパッキン欠損の影響はないことになる。

サーモグラフィーで見ても、パッキンのある下部の丁番との差はみられず、金属がある分だけの熱橋はあるが、パッキンが欠損しているからという理由での温度低下は見られない。確かに個別にみればパッキンがない事はよい構造とは言えないが、正しくサッシ調整がしてあれば実生活ではまず問題ない範囲だと考えてよい。この建物は完成時に建物条件1でC値0.1㎝2/m2。

熱橋といえば一番問題となるのが玄関戸の取っ手である。この取っ手は屋外まで金属の棒でつながっているので、熱橋となっている。しかしサーモグラフィーで見ても、ステンレスの光沢が正しい温度分布を示さないため接触温度計ではかるか、黒色に塗って測るしかないのであきらめたが、手で触れると明らかに他の部分2段階は冷たく感じる(一段階目は金属の熱伝導率の良さで冷たく、2段階目では表面の密着度による冷たさ)。

トーメイなガラスをもつ玄関戸にあるカーテンがまるで北米の住宅見たいである。その玄関戸の取っ手が熱橋として最も顕著な部位。
残念ながら金属光沢のある素材は正しい温度表示が不可能。よってこのサーモ写真は何ら意味がない。
こちらの写真は夏であるが、雪降る日でも明るいことが贅沢なのである。

「無駄に吹き抜けがあってどうするの?」と思う人がいるが、雪の降る日に照明がなくとも明るい家は、新潟県人のあこがれでもあるはず。だから吹き抜けとコーナーサッシを取り入れる事が多いのである。

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