
先週末の新潟県は2度目の寒波におそわれ、氷点下3度で日中も氷点下続いていた。

母屋の主暖房である薪ストーブを焚くが、勢い余って表面温度がすぐ300度を超えるので、温度計を設置してそれを見ながら空気量と煙突開度を調節する。安価機種のため火力は主に煙突の開度で調節するが、一度燠が増えると温度が350度を超えるので30分間隔で火力の調整をおこなう。これが結構面倒。
その間に補強用の柱を取り付ける作業を行う。柱はこれまで腐朽した2本取替えたが、補強用として追加するのは初めてである。
先ず既存の梁に柱を差し込むほぞ穴を掘り込む。下向き作業なので結構大変だが、短ホゾ程度の穴を付くことができた。次に追加柱の加工を行うが、こちらは寸法どりを間違えさえしなければ結構簡単で15分もあれば完了。

今回は沓石の上に設置するわけではないので、梁を少し多めに持ち上げる。そのため油圧ジャッキを設置して仮柱をいれる。おおよそ20mmくらい持ち上げて柱を横から差し込み、下げ振で予めコンクリートに設置する位置を墨だしし、かけやで位置を見ながら押し入れて完了。

ジャッキを下げるとギシと音立てながら柱と梁が密着する・・・はずだったが、どこかで胴付きをしており1mm程どのようにしても密着しない。しかし外すまでもないだろうとこれでジャッキを外す。足元は簡単な金物をホールインアンカーで固定し物がぶつかっても外れないようにして終了。もともと地震時に引き抜き力は全くかからないのでこの程度問題ないだろう。

月曜日には寒波も通り過ぎてotomo vie centの周囲では獣たちが足跡を残す。


多分裏山を棲家にしているキツネだろう。こんな雪深いときはタヌキは足がハマり畑にはおりてこない。作業を終えた夕刻には暖かい部屋でワインをあけるが、冷蔵庫代わりとして2重サッシの中間層にワイングラスとワインを置いて冷やしている。「緑の家」では冷収納と呼ばれる空間と同じ使い方で、部屋の窓が冷蔵庫になる。

低断熱でも気密性さえ多少確保すれば結構暖かくなる築70年越えのアトリエ棟上の住居部分で、雪景色に囲まれて飲むワインは幸せである。



