細かい面格子、庇の納まり
横杉の無塗装の外壁、新たにメンテされたたて木の色・・・全て良い。
寺尾西の家の直ぐ近くに上の写真の家があります。どなたの設計施工の建物かわかりませんが、この家・・・とても良いのです。
細かいディテールが配慮され特に木の使い方は無塗装で「緑の家」と同じです。
オーナーさんのセンスの良さを感じさせる・・・それは外構にもおよんでおります。
新潟の気候では必ず藻が生える。その藻の中に溶け込む土留め。洋風の綺麗なタイルでは藻と相性が悪い。
アップにするとこのようにビー玉が差し込んである。目立たないがキラッと光る。
なにか特別な色や形ではないのに他とは違う・・・バランスや気遣い・・・そんな家を設計したいですね。
昨日様子を見に行った「巻の家」・・・
もうすぐ足場が外れ「緑の家」では定番色のコットンホワイト色のガルバニュームの外壁がはっきりとわかるようになります。
普通のよく見る屋根形の家ですがなにか違う・・・
今回屋根位置が低いので2階窓の庇は省略。屋根にフックを付け簾を設置する。
窓の位置や大きさ、庇・・・やっぱり違う・・・そんな家が「緑の家」なのかも・・・
バランスよく・・・そして時には大胆にコーナーサッシを取付ける・・・
「緑の家」はこれって決まりはないですがやっぱり「緑の家」なのです。
そしてこの巻の家から車で5分のところに着手する巻甲の家が昨日地鎮祭でした。こちらも巻の家と同じ齋藤建築設計(新潟市西蒲区堀山)さんが請け負って頂く事ができました。ありがたい事です。
綺麗に晴れ渡った1日の最後を締めくくるかのようにとり行われる儀式・・・スタート前の準備(設計)は万全に整えましたので、この地鎮祭のスタートの発射音でゴールテープに向かって走るだけです。