ポンプを使うときの儀式・・・ノロ捨て。これをしない現場が多いはず。
今週の始め会津坂下の家の基礎コンクリートが打ち込まれ、それに立ち会ってきました。
過去18年でやむえずコンクリート打ち込みに立ち会えなかったのは数件です。
ミキサー車とポンプ車が後部を突き合わして打込みが開始です。
納入伝票では スランプ15cmで呼び強度33N/mm2。
「緑の家」の基礎は、スランプを15、18のいずれでも可としておりますが、真夏でもない限りスランプ15の方が18よりお勧めです。
ということでスランプ15cmと堅めのコンクリートが来ました。
このもっこり感がスランプの違い。一般にスランプが小さい→水セメントが小さい→強度・耐久性があがる。
スランプ15cmであるとこのように1.2mもある基礎立ち上がりのコンクリートを上から詰め込んでもこのな風に飛び出て、水平方向に逃げません。ですが念には念をいれて通常は2回に分けて1時間程差をつけて打込みますが、この現場では1回で1.2mの立ち上がりを打ち込んでしまいました。慣れたものなのか・・・。
パンクせずに打ち込まれている事がわかります。
2日目は風もなくずーと曇り・・・。湿度も高めで標準施工内条件。
打込み後の天候も曇りで湿度が高め、気温も穏やか・・・特別な養生は必要ありませんが、日がでたときに散水があればもっとよいでしょう。
県外でも「緑の家」の高基礎が増殖中です。