「 2024年 」一覧

長岡市の「緑の家」 完成前チェック その2 優しい色の室内

真っ白の家にある北側のピクチャーウインド。空間の抜けで南側が見える。

窓回りが特殊なAグレード。Bグレードの「緑の家」でもAグレードの窓回りは採用したのがこちらの「緑の家」。この特殊性は外壁を壊さなくとも窓交換が可能なことである※。

※一般的なサッシカバー工法とは違い既存のサッシと全く同じ寸法で交換可能な方法。サッシカバー工法で後悔する主な理由は、窓のガラス部分が小さくなることや、足元に段差ができること、そして断熱性能が期待通りにならないケースがあること。特に、既存の窓枠をそのまま利用するため、ガラス面が上下で約7cm、左右で約5cm程度小さくなることが多く、窓が小さくなることや採光性が低下することへの不満につながることがある。断熱性が不十分で逆に結露が悪化するケースも後悔する原因になる。

AIによる引用説明
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長岡市の「緑の家」 完成前チェック その1 ド・定番

「緑の家」といえば庇とコーナーサッシと外壁を壊さないで取り換えできる窓枠。そして簾による日射遮蔽だが、その全てをこの一枚の写真で見る事ができる。板金屋さんの仕事が主役の外観。

来週末に見学会が行われる長岡市千代栄町に建つ「緑の家」の完成前チェックに伺った。

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新潟市で地鎮祭

少し前に新潟市で地鎮祭が執り行われた。

この日も暑い日がったが、新潟市でも海よりにある中央区は風があるので、長岡市よりは何とかなりそうな暑さであった。

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長岡市で残暑の地鎮祭

先日の日曜日に長岡市の大島新町にて地鎮祭が執り行われた。この大島新町はショッピングタウンの古正寺や小学校も近いとても恵まれた環境である。
当日は残暑厳しく汗を拭いても流れ落ちるので困ったが、神主様をみると決して涼しくはない装束を着込んでいらっしゃるのに、汗一つかいていない。それを見ると私の修行がまだ足らない気もするが、気で汗を止めることは凡人には難しい。

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長岡市での住まいの最優先事項

Googleストリートビューはある意味恐ろしい。画像取得年代が複数保存されているから記録として誰もが時の変わりを確認できる。上はある都市の公共建築の屋根の雪止めの変化である。ご覧のとおり雪止めアングルは追加され、雪止め金物は1.5倍に増やされている。

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9月20、21日 真白な「緑の家」の完成見学会

当面はブログの最トップに固定

耐雪2.5mで地域地震係数1.0での耐震等級3でもコーナーサッシを持つ外観。

豪雪の長岡市に最も大事なことは、雪対策が無難であること。このことに集中しBグレードながらAグレードの窓取り替え仕様を取りいれた「緑の家」の完成。
ちなみにUa値は0.22で今回のGX志向型住宅補助金160万を受けている。

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広島市の「緑の家」クロス通気の無難さ

眼下は海の上の千切ったような雲。海面の反射で光が下から当たる見え方と横から当たる輝きで美しく、海面上の小さな積雲が徐々に積乱雲になるのか。

近年は1年で10回ほど飛行機にのって「緑の家」の工事監理に伺うが、窓から見える雲の造形に目を奪われることに飽きない。特に荒れた天候程楽しい。

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超高気密住宅なら窓取替え仕様必須

サッシの取り替えが必要な理由はもう15年以上前から下のとおり申し上げている。下は20年経た時の樹脂サッシのこと。

新潟の自然素材の家 論より証拠 20年経た樹脂サッシ
先日、「これからは樹脂サッシだ!アルミ樹脂複合サッシは賞味期限間近品だ!」と宣言しました。そうしたらその記事に貴重なコメ...
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今、日射遮蔽が大切なのになぜドレーキップ型サッシを使わないのか?

先日HEAT20さんでは新たに「夏期熱負荷等削減の提案」をおこなったとブログで案内したが、その際大きな役割を占めるのが外部日射遮蔽物の設置である。この設置が最も簡単なサッシ形態としてドレーキップ窓がある。その理由は以前下で説明したとおり。

「緑の家」の窓について 1 <br>ドレーキップ型(内開き)を10年以上使い続ける理由。
「緑の家」の窓の9割以上はドレーキップ型(内開き)となる。ドレーキップ型がどうしても使えないときに引き違い等となる。下...

その一方ドレーキップ型のサッシが今後手に入らない時代が来るのではないかということを危惧している。

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「緑の家」では特別色「白」のデザイン

いつものコーナーサッシを持つ明るい「緑の家」。

昨日長岡市千代栄町で建設中の「緑の家」の足場外し前のチェックに伺ってきた。千代栄町の家は今回のGX補助金を「緑の家」の中では最も早く取得した。性能はBグレードにもかかわらずUa値0.22w/m2kで等級7を余裕で取得し、耐雪2.5mで耐震等級3も取得(長期優良住宅認定)している。

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構造用合板耐力壁の耐震チェック

最近の合板には白矢印の文字が追加表記されている。

最近の構造用合板にようやく印字された文字「自動釘打ち機を使用する場合は、空気圧を適切調整すること」であるが、これはどうも建て主さん向けではなく、作り手に忖度している。

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設計事務所(工事監理者)の上棟のチェック

2階の床の仮敷の前に胴差先張り気密シートの施工写真が朝から順次送られてくる。

昨日新潟県から1000㎞も離れた広島市で、「緑の家」の上棟が行われてた。以前から請負会社さんである永本建設さんにお願いしていたタイムリーな写真が昨日は162枚送られてきており、その全てに目を通す。

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「緑の家」でみた筋かいとガルバニュームの屋根のこと

長岡市千代町に施工中の「緑の家」で耐力壁検査のため昨日現地に伺った。こちらの「緑の家」は、当然耐雪住宅であり設計積雪量は2.5mで耐震等級は最高の3で長期優良住宅を取得している。しかしただの等級3ではなく昨今の新潟県の地震発生の多さを考慮してさらに耐震性をアップさせるため地域地震係数をあえて法令の0.9から1に10%アップさせて取得している。この辺りは設計者の配慮となる。

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基礎のフラットメンテナンス口

先月の28日に届いた書類・・・

今日4月1日から工事が開始される建物は、新しい法律のもとで確認申請が行われる。そのため先月の27日に確認申請済証が来た「広島南区の家」はその次の日に工事に着手したので、面倒な追加手続きをすることなく安堵している。

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新潟市66番の家

このスタディー模型では周囲の家を省略しているが、3方を隣家に取り囲まれた住宅密集地となるので、光庭をもうけるご要望で計画。

新潟駅近くに計画中のスタディー模型※が完成した。
※簡易模型であり完成形の模型ではなく計画を確認するための模型。この模型を見ながら変更する箇所や内容を把握する。

今回の全景はまず上空からみたアングルが計画趣旨を理解しやすい。

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長岡千代栄町の家 スタディー模型完成

仕上がりと屋根の大きさを見るために3つ屋根をつくることになった。また屋根上ソーラーパネルに縁がない豪雪地ではいまだに寄棟が無難な屋根形状ともいえる。

長岡市に計画中の長岡千代栄町の家の模型ができた。市街化調整区域になっている土地なのでこれから各申請を行う必要があるが完成形がみえ目標も定まる。性能は旧長岡市内であるためいつもように耐雪2.5mで耐震等級3を計画している。地震地域係数も0.9ではなく1.0として余裕を持たせている。豪雪地では超高断熱性能の充実よりも耐雪性能のほうが重要となることが多い。それでもUa値は0.26w/m2kを目標としたいが、サッシの性能いかんだろう。

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