2024年建築学会論文梗概集の紹介の10番目は「構造の分野」で、最近普通の建て主さんにもその話に出てくる「制振装置」の報告となる。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その50 キクイムシ虫
昨日otomo vie centで桐ダンスを洗っていた。全部で2竿となり、裏書から古いほうは70年以上、新しいほうでも35年ほどと推測している。
続きを読む「緑の家」床下収納は「蔵」以上。
本所リバーサイドの家は、築70~100年くらいの「蔵」の前に建築している。新築後速やかにこの「蔵」は解体処分されると伺っている。
続きを読む長岡大島新町の家 スタディー模型
耐雪2.5mで耐震等級3、UA値は0.27W/ m2Kを予定している長岡大島新町の家。
続きを読む暖房だけが人のため。あとは全て建物のため。
3年前に下のブログを投稿した。科学的なことではないが何故か賛同するご意見も他の記事より多く頂いている。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その49 秋の始まり
otomo vie centの正面にある甘柿(不完全甘柿)が橙色に色付始め秋の始まりを呼び込む最初の変化。
続きを読む完成見学会 本所リバーサイドの家
当分の間トップページに固定します。
日時: 令和6年9月28日(土)29日(日)
場所: 新潟市東区本所 場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地内駐車場
予約方法:メール→mimoza@arbre-d.sakura.ne.jp(日本語部分を消して送付)又はお電話で
※メールの場合は一両日中(休業日の場合は翌営業日)にご案内のご連絡をさせていただきます。
(日曜日・月曜日休業)
※緊急および当日のご連絡はお電話でお願いいたします。
2024年建築学会 学術講演梗概集から8 第一種換気の無難性 その2
昨日に引き続きこちらの論文も第一種換気扇と第三種換気扇をいわゆるシックハウス的な症状で比べた時に、第一種換気が無難であることを証明するような内容である。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 7 第一種換気の無難性
こちらは昨年に「その1」をご案内したがその続報。その1では給気量の測定がいまいちだったとあるが、今回は特にその記述がないので安心できる。これら実際の給気量測定は20~30年以上前にも学会で確か発表されているが、時代は変わりもう一度おさらいするのもよいので取り上げる。
続きを読む新潟市で中間気密測定0.1㎝2/m2
国内では上野住宅建材さんしかもっていないと思うトーメイガラスの入った北欧製高断熱の木製玄関戸を採用。このドアを県内で最初に使ったのは多分私の自宅。そもそも日本の住宅の玄関は昭和初期からトーメーガラスだったのにいつの間にかマンションのように閉ざされてしまった。
続きを読む自動運転が突然始まるのか?
自動車の自動運転が2030年には始まるのではないかとの話を聞く。このことに対し?と思う考えには、「事故時の責任の所在」の法的な整備がまだとの意見がある。私は案外その時は突然(2030年前)やってくると考えている。
続きを読む住宅建築寿命の逆行とデシカ湿度。
日本の今までの住宅は短命でよく30年住まえればOKだった。これは住宅支援機構の過去の調査からも平均建て替えとして30年以下となっている。ところが、「緑の家」をはじめとする住宅が現在目指しているのは、長期使用できる住宅である。これはある意味時代に逆行しているのではないとふと思う。
続きを読む熊本の家 防水検査
一昨夜の件でJALの朝一番便を昨夜中に抑えていたが、その朝5時過ぎに施工会社であるヤスダホームさんから連絡があり、時間の有効利用として空港まで迎えに来ていただけるとのこと。それならばさらに35分早く飛び立つANAのほうが良いと思い・・・
続きを読む熊本へ向かう・・・が、
今日は午後から伊丹経由熊本に行き、防水チェックを行うために移動。チェックは19日明朝おこなうので18日夜に熊本に入る予定だったが・・・。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 6 厚物合板穴開けの無難性
まずは上の「緑の家」のブログをご覧いただきたい。この投稿では当時ほとんど語られていないルーフバルコニー下の通気の重要性をが今回紹介する報告であり、「緑の家」では20年以上前からこの仕様を標準としていた。ルーフバルコニーは屋根よりはるかに難しい納まりでだと思う。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 5 軒裏換気口ありの無難性
こちらは実務的な内容ですぐにでも参考になる報告である。建て主さん(エンドユーザーさん)には軒裏換気口や通気層、屋根通気層の話は難しいかもしれないが、耐久性にかかわるこの部位は関係者ならとても興味がわく話題である。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その48 夏のおわり
お盆中はotomo vie centでお世話になっており、その奉仕として大きくなりすぎた庭のタラノ木を切っていたところ・・・不覚にもあしながバチに軽く刺されたが、特に問題はなかった。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 4 夏季露点の変化
先ほどダイキンさんのエアコンの設定温度のことを挙げたが、やはり湿度を無視した冷房室温28度(設定でも室温でもよいが)との指標では現在の露点が上昇している気候条件ではだめだろうという論文を紹介する。
今回の紹介は論文というより統計した情報提供と受け取れる梗概である。
続きを読むダイキンのエアコン設定温度が不正確で嫌い。追補
最近コメントで頂いた質問が私のツボにはまって長文でお答えした。実はこのことはいつも頭にありいつかもっと解説したかったのであるから、ご質問頂いた方には感謝である。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その47 収穫
夏は果物の収穫の時期でもある。otomo vie centや「て・こあ」にある庭木の果物たちも毎年恵をもたらす。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 3 番外2023年の選抜梗概から 夏型結露
昨日、一昨日とここの研究室での内容にハマったといったが、その最もハマった論文がこちらである。よって2023年と昨年の梗概集からであるがご紹介したいと思う。きっとカビ、リノベーションに興味がある人はハマると思う。
続きを読む2024年建築学会 学術講演梗概集から 1 蒸暑地域の高湿問題その①
今年も8月28にから始まる建築学会の大会で発表される論文で、面白そうなものをご案内する。
最初は一昨年以来ハマっている研究室の論文である。
高気密住宅と低気密住宅の湿気の入り込み調査
2024.08.08.7時14分緑色グラフ差し替え修正
今年も梅雨が明ける前の気になる調査した内容を案内する。
拙宅で現在空き家になっている寺泊の家と同じく人が住んでいないotomo vie centの離れで家の湿気の入り込み具合を調査した。
まず両家の位置関係を上のグーグルマップで示すと寺泊(高気密住宅)とotomo vie cent(低気密住宅)は直線で7㎞弱。寺泊は海から30m程度でotomo vie centは海から1500mとなっている。
続・窓に原則FIXを使わない3つの理由と小さな擁壁の施工
ある築3年の「緑の家」にメンテナンスに伺った時に・・・
続きを読む今後のトイレ換気扇の候補 2
先週、COVID19のため遅れていた2年目のメンテナンスとトイレの換気扇の不具合を確かめるべく、ある「緑の家」へ伺った。伺ってみると完成当時は外構がまだできておらず、今回伺った時にほぼ外構が完成してた。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その46 痛い・・・
昨日の定休日にはいつもようにotomo vie centでの奉仕。畑の柵づくりのため竹を切り出して芋用の支柱づくりだった。お昼になり昼食は裏山で豊作の「ミョウガ」と畑の大葉、さらには山椒の塩漬けだけのトッピングで冷やし中華。これを暑い30度の中の離れで頂くことで最高にうまくなる。エアコンの効いたところではまずおいしく食べれないのが、冷やし中華やスイカ等だと思う。
続きを読む配筋検査と水害対策
本日月見町の家の配筋検査(擁壁)に伺った。ここ3件連続して擁壁を設けた敷地での計画で、擁壁は住宅基礎と違い設置時から力が加わり続けるので小さくても配筋の確認は現地でおこなう。
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その45 秋近し
この暑い時期に「秋近し」との発言では笑われてしまいそうだが、otomo vie centの隣の田んぼでは上の写真のように確実に秋が来ていると思わせる。
続きを読むアルミ既製品庇と現場制作庇
2024.08.01緑字加筆修正
先日本所リバーサイドの家に足場外し前の検査で伺った。「緑の家」の外観といえば高基礎の他に庇と簾で象徴されるように庇が標準であるが、近年ガルバニュームの価格があがりまた板金加工全般が高い。そのコストダウンができないかと思って昨年アルミ既製品庇の価格を調査すると、現場制作とトントンか安いと思って本所リバーサイドでは指定した。確かにシャープで良い感じである・・・
続きを読む三条花火と就寝室温は?
7月27日に三条花火大会が行われますが、オーブルデザインの駐車場を開放ししますので是非ご利用ください。駐車場から徒歩5~8分(子供の速度)で会場に到着できます。ただ3~4台だけなのでもしご利用される方はメイルで一応予約をお入れください。
さて次の本題ですが・・・
続きを読む築130年のotomo vie cent リノベ その44 お宝と土庇土縁化
2回前のotomo vie centの記事で古い桐箪笥から箱が出てきたと申し上げたが、写真を掲載していなかったのでアップする。
続きを読む真夏にエアコンを使わない魔法の家、そして杉の床の評価
今日の日立の家庭用エアコンの撤退のニュースには大変驚いた。その日立のエアコンを全く使わないでデシカ※1台だけで夏季を過ごしている魔法の「緑の家」がある。
※デシカとは換気設備のことで全熱交換型換気扇で、内部にヒートポンプを内蔵している特別な換気システム。
衝撃!日立の家庭用エアコンが売却
昨夜読者さんからの投稿で、「日立、家庭用エアコンの製造から撤退へ-空調合弁を独ボッシュに売却」との情報を頂いた。今朝確認してみると確かにその情報は業界内で大きく取り上げられていた。
続きを読むエアコンは6年以内で壊れると想定することが重要
悪夢のスローリークの問題から早8年くらいになる。未だエアコンは壊れる設備機器として最も信頼がおけない。この1週間で3件のエアコンが壊れたの連絡を受けた。
続きを読む耐力壁検査 熊本市の「緑の家」
昨日耐力壁検査を行うために熊本に伺った。この記事は待ち時間が出来た伊丹のラウンジでアップ。
続きを読む杉の外壁について
SGL(ガルバニューム鋼板)の高騰により「緑の家」では杉の外壁が最も安価な外壁材となった。そこで15年使い続けている杉のこの羽目板の外壁について改めてゆっくりと案内する。
続きを読む