「 2007年10月21日 」一覧

電球型蛍光灯の進化

Pict0069_5  家庭用照明には大きく2つの発光方法がある。いわゆる白熱球と言われエジソンが販売したフィラメントの加熱で発光するするもの。もう一方は蛍光灯といわれ水銀ガスのなかを電子を飛ばしてその衝突で紫外線を発生させそれを可視光として変換し発光させるもの。白熱灯は点光源で影がしっかりとできるが、消費される電気のほとんどが熱となるため、蛍光灯と同じ明るさを得るのに3倍以上の消費電力を使う。ということは蛍光灯の方が同じ明るさを得るのに白熱灯の1/3でよいということ。だから省エネになる。ちなみに照明器具は電気を使うがその効率は白熱灯で10%残り90%は熱などに、蛍 光灯は25%で残りは75%は熱などになる。最近ではLEDという照明器具があり変換効率は90%近くもあるそうだ。

随分前(8年くらい)に当サイトや季刊紙で紹介しているとおり、当事務所では白熱球を電球型蛍光灯に変えることを勧めてきた。それが今年になって地球温暖化防止の観点から、国では来年の照明器具のカタログに白熱型の器具の掲載をやめるよう業界団体に申し入れる決定した。それに伴い従来電球型蛍光灯の弱点とされている、ON、OFFの頻繁におこなわれる場所での寿命が著しく縮まることを克服した商品がパナソニックから発売された。これでトイレ等のON、OFFが一日に20回以上もおこなわれるところにも使用が可能になったか?具体的なその商品のことはここのメーカーサイトを。それによるとこの商品の点灯寿命は10000時間、点灯回数は3万回となっている。すると1日に25回点灯するとして3年くらい。3年なら1日9時間点灯でようやく点灯寿命とON、OFF寿命が釣り合う。だからちょっと不満足。ON、OFFを1日15回なら5.5年はもつ。すると1日5時間でなんとかまあ許せるかなという判断。1日10回程度なら8年程度。このくらいでようやく実用的。すると夜10回程度のON、OFFする家だったら効果的で温暖化防止になる。かな??

今までの電球型蛍光灯の常識からすると、電球型蛍光灯は普通の部屋に使っていて2年くらいという感覚。それから考えるとずいぶん寿命の長い商品。ただしこのメーカーのこの機種のみであり、最近ホームセンターで販売される安価品からみると3倍くらいの値段をどう判断するか?皆さんいかがですか。ちなみに写真は自邸の器具です。風呂、トイレ以外はすべて電球型蛍光灯です。