最近は、同時に様々な建設会社さんといっしょに仕事をさせていただいている。それぞれの会社の社風があり勉強になる。ワンマン性が強い会社は、一見、協力業者さんが統率されあざやかと表面では思えるが、実際はその協力業者さんの裏表がはっきりしている。現場の実務者が平気で「建築仕様を落としてもよいか」などと言ってくる。逆に組織的になっているところは、一見現場はたより無さそうだが多少まちがっていてもしっかりと最後まで仕事をこなす感じ。また、組織的でなくとも社長さんの人柄(人相)の良いところは、協力業者さんも最後まで真面目に仕事をこなす。私の仕事は人生そのもの。やはり真面目な会社が好み。
しかし、工事監理が重要と改めて感じる。工事現場は様々な人の集合で個性もいろいろ。全体的にコーディネイト(指揮)できる設計者、それを確かめる工事監理者は重要。(工事監理とは図面と現場が同一であることを監理しその責任を持つ人。現場監督とは、現場全体の業務を把握し段取り、工事範囲、内容を監督しその責任を持つひと。)