初期投資型ゼロエネルギー住宅 「持続可能な社会をづくりをすすめる会」の新潟市で講習会(セミナー)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Dscn6467 昨日新潟市でNPO法人「持続可能な社会をづくりをすすめる会」(事務局 河辺氏)のセミナーに参加してきました。

内容は、「K邸における二酸化炭素排出の消費量の報告」で、2001年に建築された建物で排出される「CO2の排出量報告2007、2008年版」ということでした。結果から申し上げると、電気会社に払った電気料金は年間たった6千円とのこと。所謂オール電化住宅のなので、光熱費はこれがすべてということです。もうすぐで実質ゼロエネルギー住宅(初期投資型)となります。

確かにK邸の性能は、Q値が1.8w/km2(床下収納を床面積0.6で換算)、で完成C値が0.7cm2/m2で8年前の建物としては高性能(S仕様)。また太陽光発電5KWもあります。がこれではゼロエネルギー住宅(初期投資型)にはなかなかなりません。ではどうしたかというと、今年は実験的にある程度暖房を我慢生活。家の中は15度以下で普段長時間いる場所のみ22度くらい、コタツも使用した・・・との記憶。このように消費エネルギーの1/3を占める暖房費削減はとても有効です。確かに法律上の床面積は50坪くらいでありますが、気積(家の暖房空間の体積)から見ると65~70坪の住宅並み。その全室を暖めるとなるとある程度のエネルギーは必要。例えば厳寒期1.8*20度*65坪*3.3124=7800Wなのでこれをエアコンで一ヶ月暖めると、4万以上の電気代がかかります。これではゼロエネルギー達成不可能。そこで暖房温度を下げ、暖房区画をしエネルギーの削減を行ったといことです。この行動には頭が下がります。少し贅沢をしなければ太陽光発電だけでエネルギー確保できるという実証をされました。これに、現在の「緑の家」の最近のお勧め「コンパクトな家」か「断熱区画」を採用すればS仕様でもたぶんゼロエネルギー住宅(初期投資型)はできます。(当時は断熱区画は考えにありませんでした。)

しかしセミナーでも説明されていたように、お正月や盆などに普段生活していない子供たちが帰ってくると、「寒い!」といって暖房全開モードにするようです。環境に志高くあられる方は、「寒さ我慢」を実施できますが、次の世代や他の人に強要はできません(このせいで古民家が手放されるということは何度も御案内済み)。そこで当「緑の家」SS仕様が必要になります。この仕様と見合った大きさの太陽光発電を付ければ、充分ゼロエネルギー住宅(初期投資型)になります。

これが少なくても今後の100年住宅の基本と思いますが、政府の掲げる200年住宅の当選住宅でさえもそんな性能の家はほとんどありませんね。

・・・ゼロエネルギー住宅(初期投資型)とは、最初に太陽光発電設備等や断熱性能に投資することで、この投資費用を考えなければ、その家で年間の使うエネルギーと生み出すエネルギーが釣合い、差し引き0以下(造るエネルギーが大きい家)になる家と定義する。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする