新潟の家 家と庭の関係

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先日の建築士管理者講習会のお昼休みが70分あったので、ハイブ長岡から車で15分くらいのところにあるI邸の写真を撮りに行った。

 I邸は 1年半前に完成した耐雪2.5mの住宅である。完成当時は冬で雪景色の中のI邸で、外構工事もまだ終わっていなかった。

そのため外構工事が完全に終わった夏の写真を撮りにいったのである。

広い庭は、一面芝生で覆われ綺麗に手入れがされている。このシンプルな庭がモダンデザインI邸にはピッタリ。大きな窓から透けて見えるセンスの良いダイニングテーブルと椅子。何かインテリア雑誌に出てくる家のようである。外からうっすらと見えるリビングにはある程度緊張感が必要ではないかとお尋ねすると、「特に意識してません」とさらり。さすがIさんである。

さて、建物は大きな窓が東南と南西面にあるので南西面には、ケヤキの木を植えるとちょうど日陰になりさらに、お隣からの視線をさえぎる。これは当初からの計画である。まだ小さい(4mはあるが周りが広いため小さくみえる)が、あと10年するときっとさらに建物を引きたてるであろう。家と庭は一体。どちらが欠けても違和感があり、美しい家とならない。とても大事な要素である。

窓が綺麗に配置され、突然伺ってもその窓から綺麗な家具配置が見えるI邸。この付近のランドマークであろう。

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